ジャイアンツは「プレーオフに進出できるチームだ」とWRハイアット
2024年06月08日(土) 17:00ヘッドコーチ(HC)ブライアン・ダボール指揮のもと、ニューヨーク・ジャイアンツは予想外のプレーオフ勝者から期待外れの下位6チームへと転落した。ダボールがヘッドコーチを務めて3年目になる今シーズン、ジャイアンツはどんな結果を残せるだろうか?
ワイドレシーバー(WR)ジェイリン・ハイアットはビッグブルーが再びポストシーズンに進出する道を歩んでいると信じている。
ジャイアンツの情報サイト『Giants Wire(ジャイアンツ・ワイヤ)』によると、ハイアットは現地6日(木)、「新しい年、新しいチャンス、新しい目標だ」と話し、次のように続けたという。「俺はいつも目標を高く設定しているよ。チームの状況や持っている戦力を見れば、何でも成し遂げられるチャンスがあると思うんだ」
「目標としては、チーム全体の目標が重要だ。俺たちはプレーオフに進出できるチームだ。それが俺たちの目指すところだし、そこに焦点を当てたい。必ず到達してみせる」
ロッカールームの外では、それほど楽観的な見方はされていない。今オフシーズンの段階では、ジャイアンツの勝利予想数はおよそ6勝程度にとどまっている。昨シーズン、ジャイアンツは攻守両面で苦戦しており、唯一クオーターバック(QB)トミー・デヴィートの活躍が一時的な救いとなっていた。
QBダニエル・ジョーンズがケガから復帰する中、ドラフト1巡目で指名されたWRマリク・ネイバースと新生ディフェンス——ラインバッカー(LB)ブライアン・バーンズ、そして新しいコーチングスタッフを迎え入れた——が、状況を即座に好転させることができるだろうか?
ハイアットの発言は驚くべきことではない。“俺たちはダメだ。今年は無駄になる”などとハイアットが言うはずはないだろう。まず、それはプロのフットボール選手としてふさわしいメンタリティではない。フットボールは非常にフィジカルなスポーツであり、ネガティブな考え方では簡単に打ち負かされてしまう。さらに、このスポーツは競争のバランスが取れていることを誇りとしており、不調だったチームがプレーオフに進出するのはよくあることだ。
ジャイアンツがポストシーズンに進出したら驚く人もいるかもしれない。しかし、NFLではもっと予想外なことが起こるものだ。
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