NFL界はもう“ジョシュ・アレン”という名前で混乱することはない。

ジャクソンビル・ジャガーズのスターパスラッシャーである、ラインバッカー（LB）ジョシュ・アレンは現地9日（火）に、名前を“ジョシュア・ハインズ・アレン”に正式に変更し、背番号41のジャージーの背面に“ハインズ・アレン”と記載することを発表した。

この改名はジョシュアの母方の家族や、ハインズ・アレンの名前が記載されたジャージを着用していた他の人々への敬意を表している。

「レガシーは永遠だし、誇りと喜びをもってハインズ・アレンという名字を名乗ってきた家族の足跡をたどり、その伝統をジャージの背中に受け継ぐことを誇りに思う。名字は変わったけれど、俺自身は変わらない。これまでみたいなプレーを続けてして、さらに良いプレーをしていく」とハインズ・アレンは語った。

エッジラッシャーであるジョシュアの姉妹の1人、マイシャ・ハインズ・アレンはWNBA（ウィメンズ・ナショナル・バスケットボール・アソシエーション）のワシントン・ミスティックスでプレーしている。他の2人の姉妹、カイラ・ハインズ・アレンとラトーリ・ハインズ・アレンは大学でバスケットボールをプレーしていた。叔父のグレゴリー・ハインズはハンプトン大学の“Athletics Hall of Fame（アスレチック・ホール・オブ・フェイム）” に迎えられた選手で、1983年のNBAドラフト5巡目でゴールデンステイト・ウオリアーズに指名されている。もう1人の叔父、キース・ハインズはモンクレア州立大学でバスケットボールをプレーしていた。

2021年にジャガーズがバッファロー・ビルズと対戦した際、ジャガーズのエッジラッシャーであるアレンは、ビルズのクオーターバック（QB）ジョシュ・アレンをサックし、同姓同名のクオーターバックをサックした史上初の選手となっている。今シーズン第3週にビルズとジャガーズが対戦する予定で、火曜日に改名が発表されるまでは、同様のできごとが再び起こる可能性があった。

ジャガーズは4月にハインズ・アレンと5年1億5,000万ドル（約242億2,837万円）の新契約を締結。ハインズ・アレンはNFLで最も年俸の高い選手の1人となった。

ハインズ・アレンは9月にフロリダ州ジャクソンビルで、“アレン41”とかかれたジャージーを持っているファンのための交換イベントを開催する予定だ。

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