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先発QBは“今のところ”オコンネルだとレイダースWRアダムス

2024年07月12日(金) 12:50


ラスベガス・レイダースのエイダン・オコンネル【AP Photo/Steve Marcus】

今月後半にラスベガス・レイダースのトレーニングキャンプが始まる際、エイダン・オコンネルとガードナー・ミンシューによる先発クオーターバック(QB)争いもスタートする。

今週、『FS1』の“Speak(スピーク)”に出演したスターワイドレシーバー(WR)デイバント・アダムスは、最終的に誰が先発争いに勝っても構わないと明かし、次のように語った。

「実戦で1番良くなりそうな選手なら誰でもいい。だから、結局のところ、自信があって、出番が来たときに準備ができているやつがいいということ以外、こだわりはない。だから、それが誰であれ、そういうやつにボールを投げてもらいたい」

今年の先発クオーターバック争いは、多くの場合、ルーキーとその橋渡し役となるベテランの争いだが、レイダースにおけるポジション争いは、2年目の現先発QBとフリーエージェント(FA)で加入した選手の間で繰り広げられることになる。ミンシューに支払われた金額 (2年2,500万ドル/約39億7,863万円、1,500万ドル/約23億8,718万円の保証)を考えると、ミンシューが有利だと思われるかもしれない。しかし、オフシーズンを通じて、レイダースの関係者はオコンネルが有利だと主張してきた。

アダムスも今週にその流れを引き継ぎ、現時点では、その仕事はほぼオコンネルのものだと話している。

「今、あえて言うなら、それはエイダンの仕事だと思う。というのも、知ってのとおり、彼は前からここにいて、そういう流れができているからね。彼はファーストチームと一緒にプレーすることが多かった。ガードナーが彼からそのポジションを奪うまで、今のところはエイダンの仕事だと思う。それを維持するために、彼はやるべきことをやっている」

「俺たちがもっと成長して、もっと良くなるために、まだまだ努力をし続けなきゃならない。俺たちは今よりも間違いなく良くなることができる。彼と俺の、俺たちの連携、彼自身、さらには俺自身に関してもね。1年の今の時期は、最高のパフォーマンスが出せるときじゃない。キャンプ中に、パッドを身につけて、本格的な練習が始まったときにこそ、誰がそのポジションを手に入れるのかを決めることができると思う。そいつとの連携を深めるために努力し続ける」

昨季は10試合に先発出場して浮き沈みの激しいルーキーシーズンを送ったオコンネルだったが、ヘッドコーチ(HC)アントニオ・ピアースは春の練習でファーストチームのレップスを与えるなどして、若いクオーターバックであるオコンネルへの信頼を示し続けた。

オコンネルが先発QBの座を守り抜くか、ミンシューがその座を奪い取るか、それは双方のトレーニングキャンプとプレシーズンでの活躍次第だろう。

【KO】