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“ダイナミックなパスキャッチャー陣”とのプレーに興奮するジャガーズQBローレンス

2024年07月12日(金) 16:52


ジャクソンビル・ジャガーズのトレバー・ローレンス【AP Photo/Peter Joneleit】

ジャクソンビル・ジャガーズにとって、2024年シーズンの成否は最終的にひとつの重要な結果にかかっている。それは最終成績だ。

ディビジョン優勝候補のチームがシーズン終盤に崩れると、こういうことが起こる。ジャガーズはもはや、のどかな雰囲気でリスクのない戦いをしているわけではなく、昨年の結果が今後の予兆ではないことを証明する必要がある。

クオーターバック(QB)トレバー・ローレンスは前向きな姿勢を見せている。ローレンスは2024年シーズンに向けて、ジャガーズが擁する武器——新加入のワイドレシーバー(WR)であるゲイブ・デービスやデビン・ダバーネイ、ドラフト1巡目指名のWRブライアン・トーマスJr.——を見渡し、大きな可能性を見いだしているのだ。

現地11日(木)に配信された『NFL Network(NFLネットワーク)』の『The Insiders(ジ・インサイダース)』に出演したローレンスは、「俺たちには本当にダイナミックなパスキャッチャー陣がそろっている。ただ単にレシーバーと言いたくないのは、タイトエンド(TE)も重要な役割を果たしているからなんだ」と語り、次のように続けた。

「素晴らしいタイトエンドがそろっている。エバン(エングラム)は去年、間違いなく素晴らしいシーズンを送った。ボールを持ったら、本当に素晴らしいプレーをしている。あいつは俺たちを助けるためにたくさんのことをしてくれているし、ブロッカーとしても優秀だよ」

「ブレントン(ストレンジ/タイトエンド)は、去年はボールに触れる機会が少なかったけれど、才能豊かで本当にいい若手だ。今年は一気に活躍できると思う。それからレシーバー陣では、名前を挙げればきりがないけれど、クリスチャン(カーク)や、デビン(ダバーネイ)、ブライアン(トーマスJr.)、オフシーズンに加わったゲイブ(デービス)みたいなメンバーがそろっている。本当に素晴らしいプレーを見せてくれる若手選手たちがたくさんいる」

「だから、俺たちのチームにいるパスキャッチャーたちを見てみると、大きくて、速くて、強くて、キャッチした後の動きや、相手選手から離れる動きがうまい、あらゆるタイプの選手がそろっている。そういった選手がそろっていると思うと、クオーターバックとしては本当にワクワクするね」

ジャガーズのパスキャッチャー陣が1年前より良くなっているのは確かだが、これはケガでカークが離脱していた期間、ジャガーズの攻撃陣が苦戦しているのを見たせいだろう。ジャガーズはカルビン・リドリーの代わりにトーマスを起用し、デービスとダバーネイが昨年のジャガーズを上回る活躍を見せてくれることを期待している。

責任はローレンスにもある。先日、契約を延長したローレンスは、チームからの報酬面では満足のいく待遇を得たが、今度は結果を出さなければならない。惜しいところで逃したシーズンを経て、今こそローレンスがジャガーズの投資が賢明だったことを証明するときだ。

すべてがうまくいけば、ジェネラルマネジャー(GM)トレント・バールケは天才に見えるかもしれない。とはいえ、それまでにはまだ多くの仕事が残っており、今月後半にジャガーズがトレーニングキャンプを開始するところから、その仕事は始まる。

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