シカゴ・ベアーズの新人選手たちは現地16日（火）にトレーニングキャンプに集合する予定だが、ドラフト全体1位で指名されたクオーターバック（QB）ケイレブ・ウィリアムズはまだ最初のNFL契約を結んでいない。

自身が設立した『Caleb Cares Foundation（ケイレブ・ケア基金）』のイベントを週末にシカゴ南部で実施したウィリアムズは、その場で報道陣に対し、契約が成立するかについては心配していないと語った。

『Chicago Tribune（シカゴ・トリビューン）』によると、ウィリアムズは「俺はそれに対応していない。弁護士とかベアーズの幹部、上層部のみんながそれに対処している。俺はそれに対応する立場にはない」と明かしたという。

ウィリアムズにはNFLPA（NFL選手会）公認の代理人はいない。

NFLのスロット制の新人契約では交渉が必要な部分は少ないが、その中で最も重要になるのは契約金の支払いスケジュールやオフセット条項だ。

8月1日（木）に組まれているヒューストン・テキサンズとのプロフットボール・ホール・オブ・フェイム・ゲームに先立ち、ベアーズの新人選手たちは火曜日にトレーニングキャンプに集合する。

ウィリアムズは「休みが終わりに近づいてきた。トレーニングしているし、準備もできている」とコメント。

「本当にワクワクする。シカゴに戻ってきて、これから始められるのが本当にうれしい。（プロフットボール・ホール・オブ・フェイム・ゲームまで）あと3週間くらいしかない」

ドラフト全体9位で指名を受けてウィリアムズのチームメイトになった新人ワイドレシーバー（WR）ローム・オドゥンゼも未契約の状態だ。

【RA】