元WRカルビン・ジョンソンが9月末に “プライド・オブ・ザ・ライオンズ”のメンバーに
2024年07月16日(火) 12:09殿堂入りワイドレシーバー(WR)カルビン・ジョンソンが、2024年シーズン中にデトロイト・ライオンズの“Pride of the Lions(プライド・オブ・ザ・ライオンズ)”の一員となる。
ライオンズが現地14日(月)に発表したところによると、9月30日(月)にマンデーナイトフットボールでシアトル・シーホークスと対戦するホームカミングゲームのハーフタイムでジョンソンを迎え入れるという。ライオンズ版のリング・オブ・オナーにあたる“プライド・オブ・ザ・ライオンズ”は、チーム史上最高の選手たちに捧げられ、フォード・フィールドの常設展示で称えられる。
ライオンズのチーム社長兼CEOであるロッド・ウッドは声明で「われわれはカルビン・ジョンソンJr.をプライド・オブ・ザ・ライオンズに加えることができて大変うれしく思う。彼のフィールド上での献身とデトロイトの街への貢献は伝説的であり、これは当然の名誉だ。彼がフォード・フィールド内で、そしてデトロイト・ライオンズの一員として永遠に記憶されることを誇りに思う」と述べた。
ジョンソンはバリー・サンダース、アレックス・カラス、ハーマン・ムーア、レム・バーニー、“ナイト・トレイン”ことディック・レイン、ボビー・レイン、ディック・ ルボー、ジェイソン・ハンソンらに続く、21人目の“プライド・オブ・ザ・ライオンズ”のメンバーとなる。
“メガトロン”の異名を持つジョンソンは、ライオンズで過ごした9シーズンでレシーブ731回、1万1,619ヤード、タッチダウン83回をマークし、2015年シーズン終了後に引退。ジョンソンはプロボウルに6回、オールプロのファーストチームに3回選出された。2012年には1,964ヤードを獲得して、NFLの1シーズン最多レシーブヤード記録を打ち立てている。
ジョンソンは2021年にプロフットボールの殿堂入りを果たした。
ライオンズがジョンソンを“プライド・オブ・ザ・ライオンズ”に迎え入れることは、チームが引退時にサインボーナスの一部を返還させようとしたことで生じた確執が、両者によってどれだけ解消されたかを強調している。2020年にシーラ・フォード・ハンプが主席オーナーに就任して以来、ライオンズはNFL史上最高の選手の1人であるジョンソンとの関係修復を進めてきた。
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