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新契約を追求するWRアイユーク、49ersにトレードを要求

2024年07月17日(水) 12:05


サンフランシスコ・49ersのブロック・パーディーとブランドン・アイユーク【NFL】

このオフシーズンに契約上の不満を抱えていたサンフランシスコ・49ersのワイドレシーバー(WR)ブランドン・アイユークが、一つの岐路に立った。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが現地16日(火)に報じたところによると、アイユークがトレードを要求しているという。

アイユークのトレード要求はこのオフシーズンに49ersとの契約延長が合意に至らなかったのを受けてのことであり、チームは5月以降、交渉に応じようとしなかったとガラフォロは伝えた。

2020年ドラフトで1巡目指名を受け、ルーキー契約の最終年に1,412万4,000ドル(約22億3,621万円)を受け取る予定のアイユークは、先日のミーティングで何の進展もなかったため、トレードを要求することに決めた、とガラフォロはつけ加えている。

26歳のアイユークは、キャリア最高の成績を収めた2023年シーズンを経てトレードを要求している。昨シーズン、レシーブ75回で1,342ヤード、タッチダウン7回をマークしたアイユークは、タレント揃いの49ers攻撃陣の中で、クオーターバック(QB)ブロック・パーディーとの抜群の相性を示している。49ersはアイユークのチームメイトの何人かと延長契約を締結しており、ランニングバック(RB)クリスチャン・マカフリーとは2年3,800万ドル(約60億1,800万円)という記録的な延長契約を結び、WRジャワン・ジェニングスとも最大1,540万ドル(約24億3,887万円)となる 1年契約を結んでチームにとどめた。

一方、アイユークの契約は未解決のままであり、居心地の悪いオフシーズンを過ごすアイユークが49ersとの話がまとまらない場合に加入を考えているチーム(ワシントン・コマンダースやピッツバーグ・スティーラーズ)を公に挙げるまでに至っている。

アイユークは長期契約を求めて49ersの参加必須のミニキャンプを欠席し、罰金を科された。2年連続で1,000ヤード以上を記録し、 契約最終年を間近に控えたアイユークの我慢も限界に達したようだ。

【KO】