前回のプロフットボール殿堂の選考でファイナリストに残った元ガード（G）ジャーリ・エバンスは、まだオハイオ州カントンからの呼びかけを待っている。しかし、ニューオーリンズ・セインツはエバンスをフランチャイズのレジェンドとして永遠に刻むようだ。

セインツは現地11月17日（日）、シーズン第11週に行われるクリーブランド・ブラウンズ戦のハーフタイムで、エバンスをリング・オブ・オナーに迎える予定だと水曜日に発表した。

セインツのオーナーであるゲイル・ベンソンはチームが発表した声明の中で次のように述べている。

「セインツでの11年間の選手生活の中で、ジャーリ・エバンスは史上最も偉大なセインツの一人としての地位を確立しました。彼をリング・オブ・オナーに加えることに大きな喜びを感じています。ジャーリは真のプロジェッショナルであり、ゲームを研究し、素晴らしいチームメイトであり、オフェンシブラインでの卓越したプレーでチームと歴史的なオフェンスを率いました。ジャーリがフロントで勝利した戦いは私たちがフランチャイズの歴史の中で最も記憶に残る瞬間を祝う上で重要な役割を果たしています。11月にシーザーズ・スーパードームで、ファンの前で彼の伝説的なキャリアを祝うことを楽しみにしています」

2006年NFLドラフト4巡目でセインツに指名されたエバンスは、またたく間にリーグ屈指のオフェンシブラインマンとなり、2020年にはNFLの2010年代オールディケイドチームに選ばれた。

エバンスはセインツで通算169試合に出場。オフェンシブラインのインサイドでクオーターバック（QB）ドリュー・ブリーズの最高のパスブロッカーとして活躍しながら、セインツにとって唯一のスーパーボウル優勝を果たした2009年以降、4年連続でオールプロのファーストチームに選出されたほか、6年連続でプロボウルにも選ばれた。

エバンスがそのNFLキャリアでセインツを離れたのはほんの短い期間だけで、2017年にキャリア12年目にして最後のNFLシーズンをグリーンベイ・パッカーズでプレーした。しかし、今は再びブラック・アンド・ゴールドに戻り、永遠にセインツにとどまることになる。

ディビジョン2のブルームズバーグ大学の誇りとして、謙虚な始まりから成功を収めたエバンスは、セインツのリング・オブ・オナーの8人目のメンバーになる予定だ。

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