タイタンズがFAのSクアンドレ・ディッグスと1年契約へ
2024年08月05日(月) 12:07テネシー・タイタンズがまたしてもプロボウルに選出された経歴を持つ選手をセカンダリーに加えようとしている。
現地4日(日)、フリーエージェント(FA)のセーフティ(S)クアンドレ・ディッグスがタイタンズと1年契約を締結すると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。
基本給が300万ドル(約4億3,521万ドル)とされているその契約には、プレー時間やパフォーマンスに応じたインセンティブが含まれているため、報酬は最大で500万ドル(約7億2,534万円)に上る可能性があるとラポポートはつけ加えている。
タイタンズに加入するディッグスは、この4シーズン以上をシアトル・シーホークスで過ごしていた。キャリアを通してプロボウルに3回選出されているディッグスは、いずれもシーホークス在籍時にそれを成し遂げている。プロボウルに選出された2020年から2022年にかけて、ディッグスはインターセプト14回、パスディフェンス24回、タックル229回を記録し、一度も先発を逃さなかった。
31歳のディッグスは17試合に出場した2023年シーズンにキャリアハイとなる95回のタックルを記録したものの、パスディフェンス5回、インターセプト1回と、他のカテゴリーでは低迷している。
しばらくフリーエージェントとして過ごしていたディッグスは今後、タイタンズで新たなスタートを切ることになった。
今回の動きにより、ディッグスは元チームメイトのSジャマール・アダムスと再会を果たす。アダムスとディッグスはシーホークスで過去4シーズンにわたって先発コンビとして共にプレーしていたが、今オフシーズン、キャップスペースの関係で同じ日にリリースされている。アダムスは7月にタイタンズと契約した。
ディッグスとアダムスは新しいチームでトレーニングキャンプとプレシーズンの残りの期間を使って自分の実力を証明しつつ、すでにエライジャ・モルデンやアマニ・フッカーがいるセーフティ陣でプレー時間をかけて争うことになるだろう。
現地8月10日(土)、タイタンズは3試合が組まれているプレシーズンの初戦としてサンフランシスコ・49ersを迎え撃つ予定だ。
【RA】