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メイヨHCとの会話に言及したOLBジュードン、ペイトリオッツ残留を希望

2024年08月06日(火) 11:02


ニューイングランド・ペイトリオッツのマット・ジュードン【NFL】

アウトサイドラインバッカー(OLB)マット・ジュードンとヘッドコーチ(HC)ジェロッド・メイヨとの活発な会話がニューイングランド・ペイトリオッツのファンの不安を呼んでから1週間後にあたる現地5日(月)に初めて、ジュードンは記者団にこの件について言及した。

端的に言うと、ジュードンは多くを語らなかった。しかし、胸に“GO PATS(ゴー・パッツ)”と大きく書かれた赤いパーカーを着たジュードンは、その日に何が起こったのかを振り返っている。その日は(以前、物議をかもしたように、上下逆さまに置かれたゴミ箱の上に座って、チームメイトが練習に取り組むところを見るのではなく)練習を欠席することを選択したことから始まり、不満げな様子で施設内を歩くことで終わった。

ジュードンはメイヨHCとのやり取りについて、こう説明している。

「俺たちは話し合った。チームの邪魔になりたくなかったから、中に入ったんだ。その日はドリルに参加していなかった。それで中に入って、メッセージをもらったから、GM(ジェネラルマネジャー)と話すために戻ったんだ。それから、また室内に戻った。ごめんよ、興奮して手ぶりを使って話している。これからはこんなふうに、あまり興奮しないように話すよ」

ジュードンには冷静になり、考えをまとめ、波紋を呼ばないような納得のいく説明をする時間がたっぷりあった。ジュードンとメイヨHC、そして事実上のジェネラルマネジャーであるエリオット・ウルフとの間で何が話されたのか、正確に知ることはできない。しかし、ジュードンは先週に練習に復帰し、フィールドにとどまっている。月曜日には、契約上のいざこざがまだ続いているにもかかわらず、ペイトリオッツを離れたくないと強調した。

ペイトリオッツのチームレポーターであるアレクサンドラ・フランシスコによると、ジュードンは「残りのキャリアはここにいたい。(契約は)あと1年しか残っていない。俺が決められることじゃない」とコメントしたという。

現在進行中の契約交渉について多くを語らないジュードンは、記者団に対してペイトリオッツの首脳陣と話すように指示。そんなジュードンは、契約が未解決のままでも練習場に戻ることを決めた理由を次のように説明している。

「プレーしなきゃならない。これは練習とは無関係だ。お金を失わないために、契約と義務を果たさなきゃならないのさ」

ジュードンが練習場に戻ってきたのは朗報だ。残りのことに関しては、ペイトリオッツファンはチームとジュードンが妥協点を見いだせることを願いながら待つしかない。

【KO】