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将来の契約ではなく勝利に集中する49ersのQBパーディー

2024年08月06日(火) 12:10


サンフランシスコ・49ersのブロック・パーディー【AP Photo/John Locher】

サンフランシスコ・49ersはワイドレシーバー(WR)ブランドン・アイユークとオフェンシブタックル(OT)トレント・ウイリアムスという2人の注目選手との契約上の問題を抱えている。その一方で、今年、契約について心配する必要がないのがクオーターバック(QB)ブロック・パーディーだ。

プロボウルに選出されたパーディーが契約延長の資格を得るまで、あと1年ある。そのため、将来の報酬に関する考えはパーディーの頭の中にない。

パーディーは先週末、『CBS Sports(CBSスポーツ)』のジョナサン・ジョーンズに次のように話した。

「ロッカールームなんかで選手たちがそのことについて話すから、結局みんなその話を聞くことになる。でも、俺にとっては、それはずっと先の話だ。俺は今、このキャンプにいなきゃならない。今年、このチームのためにベストを尽くせるように、今、もっと良くなって、成長しなきゃならないんだ」

パーディーは昨季に16試合に出場して4,280パスヤードをマークし、1シーズンでのフランチャイズ記録を更新。また、パサーレーティング113.0と、パスアテンプトあたりの平均獲得ヤード数9.6ヤードで全クオーターバックのトップに立った。49ersを再びスーパーボウルに導く手助けをしたことで、パーディーの将来についての疑問がすべて払拭されている。

目に見えて筋肉がついたパーディーは、今回の唯一の目標は仕事をやり遂げ、ロンバルディトロフィーを掲げることだとコメントした。

「もちろん、俺たちには目の前の目標がある。最後まで勝ち進んで、やり遂げることだ。それが俺の考え方。お金やスタッツとか、そういう将来的なことにとらわれて、俺の考えがそういうところにあるとしたら、それは間違っている。だから、そういう考え方はしていない」

もしパーディーが49ersをスーパーボウル制覇に導けば、報酬は手に入るだろう。パーディーの将来的な報酬は、アイユークとウィリアムスの将来的な契約の可能性を決定する際に、49ersのフロントオフィスが考慮しなければならない要素の一部となっている。

【KO】