カーディナルスDLロビンソンがふくらはぎのケガで数週間離脱の見込み
2024年08月25日(日) 12:41アリゾナ・カーディナルスはドラフト1巡目で指名した選手の1人がレギュラーシーズンデビューを果たすまでしばらく待つことになりそうだ。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地24日(土)に情報筋の話をもとに報じたところによると、ディフェンシブラインマン(DL)ダリウス・ロビンソンが木曜日に行われた練習でふくらはぎを負傷し、検査を受けた結果、回復には数週間を要する見込みだという。
ラポポートは2024年ドラフトの全体27位で指名されたロビンソンが故障者リザーブ(IR)でシーズン開幕を迎える可能性があり、そうなれば、ロビンソンはカーディナルスがサンフランシスコ・49ersと対決するシーズン第5週までプレーできなくなるとつけ加えた。
ロビンソンがIR入りを回避すれば、それはカーディナルスが早期に回復できると考えている合図になる。
ミズーリ大学でのキャリアを通じて13回――最終学年に8.5回――ものサックを記録したロビンソンは、チームメイトのビラル・ニコルズやジャスティン・ジョーンズとディフェンシブラインの先発の座をかけて争ってきた。ヘッドコーチ(HC)ジョナサン・ギャノンは8月中旬に、新人のロビンソンがその座を勝ち取る可能性は“1,000パーセント”あると述べている。
しかし、ロビンソンの回復を待つ間、そうした憶測は後回しにされることになった。
2023年シーズンにNFLで2番目に多い得点を許し、サック数が3番目に少なかったことを受け、改善を切望しているカーディナルス守備陣にとって、ロビンソンのケガは特に厳しいものとなっている。
ロビンソンはプレシーズンにわずか10回のスナップにしか参加しておらず、タックル1回、クオーターバック(QB)プレッシャー1回という記録にとどまっているため、ファンはロビンソンがプレーする姿をほんの一瞬しか見ることができていない。
不運が続いた結果、ロビンソンが次に試合に出るのはケガを克服してからになりそうだ。
【RA】