FAのSシネがジェッツではなくビルズと契約か
2024年08月30日(金) 12:39かつてミネソタ・バイキングスからドラフト1巡目で指名されたセーフティ(S)ルイス・シネは、ニュージャージー州に向かうのではなく、ニューヨーク州西部にとどまるようだ。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが状況を知る人物の話をもとに現地29日(木)に伝えたところによれば、当初報道されていたようにシネはニューヨーク・ジェッツの練習生ではなく、バッファロー・ビルズの練習生として契約を結ぶ見込みだという。
後に、ビルズもこの契約について発表している。
ジェッツのジェネラルマネジャー(GM)であるジョー・ダグラスは木曜日にシネの契約について尋ねられた際、記者団に対し、シネは「心変わりしたんだろう」と返答。
バイキングスのクウェシ・アドフォ・メンサGMが2022年NFLドラフトの全体32位で、この役職に就任してから初めて指名した選手であるシネは、火曜日にチームから放出されていた。
ルーキーイヤーのシーズン第4週に恐ろしい足の複雑骨折に見舞われ、シネのキャリアのスタートは台無しになった。2023年シーズンに復帰して7試合に出場したシネだったが、スペシャルチームでの起用が中心となっている。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によれば、シネが昨シーズンに守備スナップに参加したのは、わずか8回だったという。
ジョージア大学出身のシネはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)東地区で新たなスタートを切ることになる。ただし、それは当初予想されていたチームではなくなった。
このオフシーズンにセーフティ陣を刷新したビルズは、ジョーダン・ポイヤーとマイカー・ハイドに別れを告げた。現在はテイラー・ラップ、新人のコール・ビショップ、ダマー・ハムリン、マイク・エドワーズがセーフティ陣を構成している。ビルズはシネを練習生メンバーに加え、昇格のチャンスを与える予定だ。各チームがドラフト前の評価に頼ることを踏まえれば、複数のチームがシネにキャリアを再開するチャンスを与えようとしたことは驚くべきことではない。
【KO】