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パッカーズQBラブはコルツ戦を欠場、ウィリスが先発へ

2024年09月16日(月) 00:58


グリーンベイ・パッカーズのジョーダン・ラブ【AP Photo/Doug Benc】

マーク・ウィリスがランボー・フィールドでグリーンベイ・パッカーズの司令塔として先発デビューを果たす。

パッカーズは現地15日(日)にインディアナポリス・コルツをホームで迎え撃つ予定だが、予想されていた通り、パッカーズのクオーターバック(QB)ジョーダン・ラブが正式に除外された。

ラブはブラジルのサンパウロで行われたチームの今季初戦終盤にMCL(内側側副靭帯/ないそくそくふくじんたい)を捻挫し、当初は3週間から6週間ほど欠場する可能性が伝えられていた。それでも、ヘッドコーチ(HC)マット・ラフルアーは1週間を通してラブがコルツ戦に出場する可能性を否定しなかったが、金曜日にクエッショナブルとして登録されたあと、土曜日にはダウトフルにダウングレードされていた。

ラブの欠場が決まった今、テネシー・タイタンズとのトレードでパッカーズ入りしてから3週間と経っていないウィリスが代わりに先発する。

2022年NFLドラフトでタイタンズに加わったウィリスは、その当時はタイタンズのフランチャイズクオーターバック候補と目されていた。しかしながら、最初の2シーズンはルーキーとして先発した3試合を含めて苦戦を強いられている。最後に先発したのは2022年シーズンのクリスマスイブだ。ヒューストン・テキサンズを相手に19対14で敗れた試合で、ウィリスはパス23回を投げて14回成功、99ヤードと2回のインターセプトを記録質得る。

キャリア通算では17回の出場経験を持つウィリスは先発として1勝2敗の戦績。NFLでも1勝をマークしているものの、まだタッチダウンパスは挙げられておらず、通算成績はパス67回中35回成功、タッチダウンなし、インターセプト3回だ。ただ、ランゲームでの得点は挙げており、32回のランで144ヤード、1タッチダウンを記録している。脚力と強力な腕でビッグプレーを生み出す能力を持つとはいえ、ラフルアーHCと1週間ほどの準備期間をもってどの程度の準備を整えられているかはコルツ戦に向けて大きな疑問と言えよう。

ウィリスはラブが離脱した試合に残り時間わずかながら出場したが、投げたパスはインコンプリート、最後はサックされて試合終了を迎えた。