ジョーダン・ラブが予想されていたよりも早くに復帰できるかもしれない。

ラブは現地22日（日）に控えるアウェーでのテネシー・タイタンズ戦を前に、出場ステータスがクエッショナブルとされている。

ラブが出場できなければ、マリク・ウィリスが2週続けて先発を務めることになり、古巣との興味深い対戦になりそうだ。

ブラジルで迎えた今季初戦のフィラデルフィア・イーグルス戦でMCL（内側側副靭帯／ないそくそくふくじんたい）を捻挫したラブは当初、3週間から6週間の離脱が見込まれていたものの、2週間ほどで復帰できる可能性が出てきた。

20日、パッカーズを率いるマット・ラフルアーHC（ヘッドコーチ）はラブが医学的にプレー可能な状態かを問われ、「取り組んでいるところだ」と返答。

ラブは先週もクエッショナブル登録されたあと、試合の前日にはダウトフルにダウングレードされ、シーズン第2週のインディアナポリス・コルツ戦はウィリスが先発して勝利に貢献した。今週の大きな違いはラブが水曜日に限定メニューながら練習復帰したことだ。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが木曜日に指摘したように、25歳のラブが出場するにしても100％の状態である可能性は低い。つまり、ラフルアーHCが、ラブが自らを守れるほど十分に回復していると信じるか、まだ14試合が残る中で慎重を期すか、それが決断の要素となり得るだろう。

ラフルアーHCは「彼は全力を尽くして取り組んでいる。誰よりも試合に出たがっている。だからわれわれはそれに対処する。試合時間まで粘って、その時点でどういう状態かを見極めよう」と述べた。