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ペイトリオッツQBメイがジェッツ戦終盤にデビュー

2024年09月20日(金) 16:00


ニューイングランド・ペイトリオッツのドレイク・メイ【AP Photo/Seth Wenig】

2024年NFLドラフト全体3位で指名を受けたクオーターバック(QB)ドレイク・メイのプライムタイムデビューは、唐突にやってきた。

現地19日(木)の夜、ニューヨーク・ジェッツに24対3で敗れた試合の第4クオーターで、メイはニューイングランド・ペイトリオッツのクオーターバックの役割を引き継いでいる。

メイが投入されたのは試合時間残り4分24秒の時点で、ペイトリオッツが最終スコア通りのリードを許している場面だった。メイは限られた出場時間で初めての印象を周囲に残し、8回中4回のパスを成功させて22ヤードを獲得。タッチダウンもインターセプトもなく、パサーレーティングは56.2だった。また、2回のスクランブルで12ヤードを稼いでいる。

序盤から頻繁にヒットを受けつつオフェンスを指揮していたペイトリオッツの先発QBジャコビー・ブリセットは、前半でわずか139ヤードと11回の第1ダウンしか獲得できなかった。試合の勝敗が決まった後、ヘッドコーチ(HC)ジェロッド・メイヨは将来のフランチャイズクオーターバックとなる新人のメイにプレー時間を与えることにした。

メイヨHCは「彼にとって、先発メンバーと一緒にフィールドに立ち、いくつかのドライブを組み立てるいい機会だと思った。彼はボールを前に進めていた。映像を見て評価したい」とコメント。

結果はすでに決していたものの、メイは依然として手強いジェッツの守備陣と対峙した。

ノースカロライナ大学出身のメイは、結果的に試合最後のドライブとなった場面で登場。

メイはNFLでの初プレーでパスを失敗し、2プレー後には1ヤードのスクランブルで地面にたたきつけられた。合計で3回のプレッシャーを受け、2回サックされたメイだったが、ペイトリオッツを自陣42ヤードから敵陣7ヤード地点まで前進させている。

メイの最後のプレーはサックに終わった。メイヨHCはタイムアウトを取らずに試合時間を流しており、メイにもう一度ペイトリオッツをエンドゾーンに導くチャンスを与えることはしなかった。

ドラフト全体3位指名を受けたメイの初出場は、鳴り物入りという形にはならなかった。手ひどい敗戦の中、メイはキャリア初の激しいヒットを浴びている。

【KO】