ロサンゼルス・チャージャーズのシーズン第3週にジャスティン・ハーバートが出場できるかどうか、はっきりしていない。

シーズン第2週に対戦したカロライナ・パンサーズとの試合でハイアンクルスプレインを負ったクオーターバック（QB）ハーバートは現地20日（金）に提出された故障者レポートでクエッショナブルと記載されている。

前戦でハーバートはすべてのスナップを受けてパス20回中14回成功、130ヤード、2タッチダウン、インターセプト1回を記録したが、カロライナでの滞在を続けて療養に努めており、木曜日と金曜日とも厳重なテーピングが必要だった。

足首の痛み具合を聞かれたハーバートは「良くない。しょうがないさ。治療を受けるのが大事だし、治療にいってベストな状態になるように、腫れを抑えて痛みを抑えて、前進し続けられるようにやれることをすべてやるだけ。日に日に症状は良くなってきている。試合に出て動けるようなところまで行けるかどうかだね」とコメントしている。

ハーバートが練習に参加できたことはポジティブな兆候と見ることもできるが、金曜日にハーバートが発した言葉からは、日曜日にプレーできたとしても容易な仕事でないことが読み取れる。ハーバート自身は2勝0敗で迎えるシーズン第3週のピッツバーグ・スティーラーズ戦に間に合わせるべく献身的な努力を重ねているものの、シーズン第2週が順調だっただけに、守備陣の努力の甲斐あって同様に2勝0敗スタートを切っているスティーラーズを相手にするとなれば、同じようにはいかないだろう。

20日、ヘッドコーチ（HC）ジム・ハーボーは報道陣に対し、ハーバートは「日曜日に出場できるようにするために必要なことはすべてやっている」と主張。ただ、もし出場できないとなれば、ハーバートの代わりにイーストン・スティックを起用しても、タイラー・ハイニケに託すにしても、ハーボーHCにとっては厳しい状況となりそうだ。

金曜日の時点でハーボーHCはこの件について口を閉ざし、「ジャスティンのステータスがはっきりするまで、万が一の事態については何も明かさない」と話した。