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チャージャーズQBハーバート、状態に後退がなければチーフス戦に先発の見込み

2024年09月29日(日) 06:38


ロサンゼルス・チャージャーズのジャスティン・ハーバート【AP Photo/Matt Freed】

ロサンゼルス・チャージャーズのクオーターバック(QB)ジャスティン・ハーバートは2週続けて足首の捻挫を押して試合に出場することになりそうだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロ、さらにマイク・ガラフォロが情報筋の話として伝えたところによれば、試合直前の変更がない限り、SoFiスタジアムでAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区のライバルであるカンザスシティ・チーフスを迎え撃つ重要な一戦に先発出場する見込みだという。

ハーバートはシーズン第2週に対戦したカロライナ・パンサーズとの試合で負傷したものの、翌週のピッツバーグ・スティーラーズ戦には出場した。ただ、試合終了までは持たず、ケガを悪化させる形で戦線離脱しており、次戦の出場はクエッショナブルとされていた。

その中で気がかりなのはハーバートの足首の状態だ。敗北したスティーラーズ戦ではハーバートの不調が目立っていた。

今週を通して練習は限定メニューにとどまっているが、水曜日にはハーバート自身がケガの経過が順調であること、シーズン第5週にバイウイークを控える中で余分な休養を取るために欠場するつもりはないと語っている。このままいけば、その言葉通りになりそうだ。

ダーウィン・ジェームズが出場停止、ラショーン・スレーターとジョーイ・ボサが負傷によって不在という状況のチャージャーズはすでにハンディキャップを背負っている。苦しい事情を抱えるチャージャーズはフランチャイズQBの起用に関して間違いを冒さぬよう慎重な対応を見せている。

26歳のハーバートはチャージャーズの攻撃コーディネーター(OC)グレッグ・ローマンによるラン主体のスキームで好調なプレーを見せており、ここまでの3試合でパス成功率67.2%、399ヤード、4タッチダウン、インターセプト1回を記録。

昨シーズン第18週にチーフスに敗れた試合は指のケガで欠場していたハーバート。対チーフス戦の戦績は2勝5敗、先発した4試合はいずれも敗北を喫している。

【C】