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ACL断裂のドルフィンズOLBフィリップス、来季開幕までに復帰の可能性

2024年10月07日(月) 08:44


マイアミ・ドルフィンズのジェイラン・フィリップス【AP Photo/Rebecca Blackwell】

マイアミ・ドルフィンズのアウトサイドラインバッカー(OLB)ジェイラン・フィリップスは先週、膝のケガで2024年シーズンの残りを欠場すると発表した。現在、そのケガと回復に関する詳細が明らかになっている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地6日(日)に報じたところによると、フィリップスは先週月曜日にテネシー・タイタンズに敗れた試合でACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を部分断裂したという。今回のケガにはACLの再建手術が必要だが、順調に回復すれば2025年シーズン開幕までに回復する可能性がある。

フィリップスがシーズン終了につながる下半身のケガに見舞われたのはこの10カ月で2度目だ。フィリップスは2023年11月25日にニューヨーク・ジェッツに勝利したブラックフライデーゲームでアキレス腱(けん)を断裂。今年8月12日にPUP(故障者)リストから外された25歳のフィリップスは、2024年シーズン開幕時に先発ラインアップに復帰したが、わずか4週間後に再び故障者リザーブ(IR)に置かれることになった。

今季の4試合で、フィリップスはタックル6回、クオーターバック(QB)ヒット2回、パスディフェンス2回、サック1回を記録。また、フィリップスはキャリアを通してドルフィンズで46試合に出場(うち29試合に先発出場)し、サック23回、QBヒット54回をマークしている。

2021年ドラフト1巡目指名を受け、新人契約の5年目(最終年)を迎えているフィリップスは、1年足らずの間に2度目の大手術を受けることになった。昨季、アキレス腱を断裂するまで10回以上のサックを記録する勢いだったフィリップスにとっては、理想的とは言えない状況だが、ドルフィンズとの2度目の契約を勝ち取るためには、再び回復と復帰を成し遂げなければならない。

フィリップスは挑戦する準備ができている。

フィリップスは木曜日に「使命は変わらない。やり残した仕事があるから、この試練を乗り越えて勝利を手にするつもりだ。皆さんの変わらぬ支援と愛に感謝している。フィンズアップ!」とつづっている。

【RA】