17年にわたるNFLキャリアでセントルイス・カーディナルス（現アリゾナ・カーディナルス）とワシントン・レッドスキンズ（現ワシントン・コマンダース）に在籍し、プロボウルに3回選出された元コーナーバック（CB）パット・フィッシャーが亡くなった。享年84。

現地8日（火）、コマンダースの広報担当者がフィッシャーの訃報を家族から知らされたと明かしている。死因は現時点では明らかにされていない。

1961年から1977年までNFLでプレーしていたフィッシャーは、1964年にオールプロのファーストチームに選出され、1964年、1965年、1969年にはプロボウルにも選ばれている。セントルイス・カーディナルスで最初の7年間を過ごしたフィッシャーは、最後の10年間をワシントンで過ごし、レギュラーシーズンとプレーオフの220試合で57回のインターセプトを記録した。

フィッシャーはNFL入りする前、ネブラスカ大学でセーフティ（S）、テールバック（TB）、クオーターバック（QB）としてプレーしていた。ネブラスカ大学はフィッシャーが育ったセント・エドワードから車で2時間ほどの距離にある。カーディナルスからドラフト17巡目（全体232位）で指名を受けたフィッシャーは、ワシントンのリング・オブ・フェイムに名を連ねている。

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