足の手術を受けたレイダースDTウィルキンスが無期限の離脱へ
2024年10月09日(水) 13:10ラスベガス・レイダースを悩ませる問題は尽きない。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地8日(火)に報じたところによると、今春にフリーエージェント(FA)としてレイダースと大型契約を締結したディフェンシブタックル(DT)クリスチャン・ウィルキンスがジョーンズ骨折の手術を受け、無期限で離脱することになったという。
ウィルキンスは故障者リザーブ(IR)に登録される見込みだとラポポートはつけ加えた。
2019年NFLドラフト1巡目でマイアミ・ドルフィンズから指名されたウィルキンスは、2021年以降に一度も欠場しておらず、レイダースに移籍してからの5試合でも好調なパフォーマンスを見せていた。しかし、今後はしばらく欠場することになり、アントニオ・ピアースHC(ヘッドコーチ)のチームにとって新たな問題の1つとなっている。
レイダースは日曜日にデンバー・ブロンコスに34対18で敗れたことで2勝3敗となった。レイダースは敗れた3試合でいずれも10点以上の差をつけられている。
ウィルキンスのチームメイトであるディフェンシブエンド(DE)マックス・クロスビーもハイアンクルスプレインを抱えており、それによってレイダース守備陣が被得点で28位に沈んでいることは間違いないだろう。
レイダースはトータルオフェンスでも24位にとどまっており、クオーターバック(QB)ガードナー・ミンシューがブロンコス戦でベンチに下げられたことから、シーズン第6週に行われるピッツバーグ・スティーラーズ戦で誰が先発を務めるかは不明となっている。
また、ハムストリングのケガでこの2試合を欠場したワイドレシーバー(WR)デイバント・アダムスは、トレードを要求している状態だ。
ラスベガスでは良くない状況が続いており、ウィルキンスの不運なニュースはその最新の例に過ぎない。
28歳のウィルキンスはドルフィンズを離れてレイダースに加入し、4年1億1,000万ドル(約163億1,696万円)の大型契約を結んだ。先発した5試合で、ウィルキンスはタックル17回、サック2回、QBヒット6回をマークしている。
ウィルキンスの離脱は他の問題と相まって、レイダースにとって大きな痛手となるだろう。
【RA】