ジェッツの攻撃プレーコール担当はハケットOCからダウニングへ変更
2024年10月11日(金) 12:52ニューヨーク・ジェッツの暫定ヘッドコーチ(HC)に就任してまだ数日のジェフ・アルブリッチだが、すでに大きな変革に着手している。
アルブリッチHCが現地10日(木)に報道陣に語ったところによれば、今後はパスゲームコーディネーターのトッド・ダウニングがジェッツ攻撃陣のプレーコールを担当するという。ナサニエル・ハケットは攻撃コーディネーター(OC)にとどまる。
アルブリッチHCは木曜日に、この動きについて次のように説明した。
「これまでとは異なる視点(を求めた)結果だ。いかなる部分でも、こっちの方が良いとか悪いとかを言っているわけではなく、ただこれまでとは違うことをやり、フレッシュなアプローチを取ろうとしている。そういった中で、トッドはゲームプランや試合中にコールされるプレーについて全面的な決定権を持つことになる」
ハケットとクオーターバック(QB)アーロン・ロジャーズの間には、もちろん強いつながりがある。ロジャースは水曜日に“ロバート(サラー/前HC)がどうなったかとは関係なく”、ジェッツには変化が必要だと話しており、“俺たちはオフェンス面で、安定したフットボールをプレーできてない”とも述べていた。
アルブリッチHCはロジャースについて、「取り立てて衝撃的なことだったというわけでもないが、われわれは彼とナサニエルの間にある親密な関係性についてよく知っている。彼らは本当に仲の良い友人。2人はずっと前からの知り合いだ。彼はこの決定を理解したし、この決断を支持してくれている。それについてはありがたい」と発言している。
一方のロジャースは木曜日の遅い時間に、プレーコーラー変更の可能性はあると感じていたと話した。
「ロバートが離脱してから、変更があるだろうなとは分かっていた」と言うロジャースは「2日間(アルブリッチと)話したよ。彼がそのことについて考え、学んでいるのは知っていたし、どういう決断をしても、それを支持すると彼に伝えていた」とつけ加えた。
サラー元HCの離脱に伴うその他の影響について、アルブリッチHCは“守備コーディネーターの役割はそのまま”自分が維持すること、また、“プレーコールの業務も続ける”旨を明かしている。
【A】