デトロイト・ライオンズの守備陣に朗報がもたらされた。

ディフェンシブタックル（DT）エイム・マクニールとライオンズが、4年9,700万ドル（約144億5,635万円）、5,500万ドル（約81億9,690万円）保証の延長契約に合意したと、『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロ、トム・ペリセロが現地15日（火）に報じている。

マクニールの契約が明らかになったのと同日、ライオンズはディフェンシブエンド（DE）エイダン・ハッチンソン（脛骨）とノーズタックル（NT）カイル・ペコ（胸筋）を正式に故障者リザーブに置いた。そういった動きによって、マクニールの周囲のインテリアディフェンシブラインマンはより手薄になっている。今回の契約の年平均額は2,425万ドル（約36億1,404万円）であり、これはNFLのディフェンシブタックルの中で4番目に高い金額だ。

24歳のマクニールには、ディフェンシブラインを率いていく上でより多くのプレッシャーがかかることになるが、それに向けた意欲も上がることだろう。

2021年NFLドラフトの3巡目でライオンズに指名されたマクニールは、キャリア2年目で毎週、先発出場するようになった。昨シーズンは膝の負傷によって13試合の出場にとどまったものの、キャリアベストのサック5回、QB（クオーターバック）ヒット10回、タックル32回を記録し、『PFF』のグレードは88.5だった。

今季の5試合でのグレードは79.8、タックル8回、サック2.5回となっている。

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