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ジェッツがOLBレディックの代理人にトレードの関心を持つチームへの接触を許可

2024年10月16日(水) 10:36


ハサン・レディック【AP Photo/Matt Slocum, File】

ニューヨーク・ジェッツは大型トレードを成立させたが、また別の大型トレードも控えているのだろうか?

情報筋が現地15日(火)に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートに明かしたところによると、ベテランアウトサイドラインバッカー(OLB)ハサン・レディックのトレードに関して複数のチームから接触があったという。

ジェッツがレディックの新しい代理人に短期間でのトレード追求を許可したと最初に報じたのは『The Athletic(ジ・アスレチック)』だ。

ジェッツのオーナーであるウッディ・ジョンソンは火曜日にアトランタで実施された秋季リーグミーティングの場で、チームがレディックとその代理人に対してトレードを追求する許可を与えたことを正式に発表している。

レディックは先日、以前のエージェンシーから契約を解除されたことを受けて、ドリュー・ローゼンハウスを含む新しい代理人を起用。ジェッツと長期契約に合意できなかったため、以前からトレードを要求していたレディックには、再び注目を集めることで今度は違った結果がもたらされるかもしれない。

ジョンソンは「私たちはその代理人を気に入っている。有能だし、自分の仕事を理解している」と述べている。

「誰かがハサンを現状から引き出してプレーさせられるなら、それは若手選手にとっても良いことだと思う」

ラポポートによると、レディックは現在も複数年契約を求めているという。

ジョンソンは解決策について「実際にできるかは分からないが、選手と議論して説明できる人間がいるとすれば、ローゼンハウスにはそれができると思う。彼はものすごく有能だ」と語った。

月曜夜、ローゼンハウスはジェッツがメットライフ・スタジアムで臨んだバッファロー・ビルズ戦に敗れる前に、ジェッツとの解決策を見出すことが最初の目標だとNFLネットワークのマイク・ガラフォロに話している。

レディックがホールドアウトを続け、罰金が増え続けている中で、少なくともどのような選択肢があるかを確認しておくことは、再び話し合う前に状況を把握するという観点からも、関係者全員にとって理にかなっている。

デトロイト・ライオンズがディフェンス部門年間最優秀選手賞の候補であるディフェンシブエンド(DE)エイダン・ハッチンソンをケガで失うなど、週ごとに状況が変わるリーグでは、他のチームがトレードや契約に関してどのようなオファーを出すかを確認する余地をローゼンハウスに与えることが、今後の話をまとめるのに役立つ可能性はある。

レディックのトレードへの関心が再び高まったというニュースは、ジェッツがスターワイドレシーバー(WR)デイバント・アダムスを獲得するトレードを成立させた火曜日に飛び込んできた。レディックのトレードが実現すれば、ジェッツがアダムス獲得のためにラスベガス・レイダースに送ったドラフト資産の一部を取り戻すのに役立つかもしれない。

【RA】