マッカーシーHC起用について語るスティーラーズ社長、QBロジャースへの「ドアは開いている」
2026年01月26日(月) 15:27
ピッツバーグ・スティーラーズは新たなヘッドコーチ(HC)として、経験豊富な有名コーチを迎え入れた。
マイク・マッカーシーHC起用の決め手になったのは、その経験――ヘッドコーチとしての18シーズンに加え、攻撃コーディネーターとしての6シーズン――だった。
スティーラーズ社長のアート・ルーニー二世は現地25日(日)にチームのウェブサイトで「他の多くの候補者より長く実績を残しているのが彼だった。勝ち越しの実績だ」と語っている。
「彼はこれまで行ったすべての場所で勝者だった。おそらく、われわれの目的にとって一番重要なのが、彼と共に仕事をしたクオーターバックたちが、すべて大きな成功を収めている点だ。彼にはトップレベルのクオーターバックを育成してきたという確かな実績がある。そこが一番大きな点かもしれない」
マッカーシーはスティーラーズがこれまでに起用してきた3人のコーチ(チャック・ノル、ビル・カウワー、マイク・トムリン)が形作ってきた枠を壊す存在になる。これらの3人は若く、将来有望な30代のコーチとしてスティーラーズのヘッドコーチ職を受けてきた。現在53歳のトムリンが退いた後、スティーラーズはそれより9歳年上のコーチを迎え入れる。ただし、2人のヘッドコーチとしての経歴に大きな違いはない(マッカーシーの18年に対し、トムリンは19年)。
今回の動きから推察されるのは、スティーラーズがリーグでもトップクラスに長い政権を築ける余地のある若手コーチの起用に関心を持っていないということだ。スティーラーズはリーダーシップと舵取り、そして、より重要なものとして、クオーターバックのポジションにとどまりつづける問題の答えを求めている。
ヘッドコーチの起用によって、クオーターバックをめぐるパズルが解けるわけではない。しかし、選ばれた1人のシグナルコーラーが長期的な解答になる可能性を上げることはできる。その目標を達成すべく、チームはその選手を特定し、獲得しなければならない。それは、スティーラーズがまだ果たせていないことだ。
とは言え、第二の選択肢は存在する。それは、引退を遅らせるようQBアーロン・ロジャースを説得し、スティーラーズでもう1年過ごしてもらうというものだ。それはスティーラーズがグリーンベイ時代にロジャースと長い時間を共にしていたマッカーシーを起用した時点で、想定されていたものと思われる。
ルーニーはそういった見方を退け、スティーラーズがピッツバーグ出身のマッカーシーを起用したのは、42歳のロジャースにもう1年ここでプレーするよう促すためではないとしている。一方で、いずれ殿堂入りすることが確実なロジャースがもう1年プレーするというなら、それもやぶさかではないとのことだ。
「現段階でわれわれをチャンピオンシップに導くにはふさわしいコーチだと考えたからこそ、われわれはマイクに決めた」とルーニーは述べ、次のように続けている。
「アーロンのプランが今どうなっているかは知らないし、この決断において、そこに重きを置いていたわけではない。アーロンがどうするかはこれから見ていく。われわれのドアは空いているが、そのことに意味があるかについては明らかに待つ必要がある。したがって、これから数カ月くらいで分かってくるだろう」
「だが、決断はマイクがわれわれの求めるコーチであるという点に基づいてなされた。あアーロンが戻って来るかどうかはほとんど関係ない」
【A】



































