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ハーボーHC、QBジャクソンとの関係について「彼に聞いてみればいい。至って良好」と不仲説を一蹴

2026年01月25日(日) 18:42

ニューヨーク・ジャイアンツのジョン・ハーボー【AP Photo/Adam Hunger】

ボルティモア・レイブンズにとって、大きな失望でしかなかった昨シーズンの結末を受け、18シーズンにわたりフランチャイズを率いたヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーが解任された。

ハーボーの放出後、彼と2度のMVPに輝いたクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンの関係が、必ずしも良好ではなかったといううわさが飛び交った。

しかし、ニューヨーク・ジャイアンツの新ヘッドコーチに就任して間もなく、ハーボーはそうした憶測を打ち消すべく、自身の元QBとなったジャクソンに対して最大限の賛辞を送った。

「ラマーとはとても素晴らしい関係だ」とハーボーは今週『WFAN 660』のインタビューで語った。「すべてが極めてポジティブだ。彼に聞いてみればいい。同じことを言うはずだ。われわれはお互いに愛情を持っている。お互いにそれを伝え合っている。彼は私にとって大切な人の1人だ」

ハーボーとジャクソンの黄金時代に、レイブンズのオフェンスは歴史的なレベルで全てがかみ合っていた。2019年にジャクソン率いるチームのオフェンスは、NFL記録となる3,296ランヤードを記録。ジャクソン自身も、QBとしての1シーズン歴代最高記録となる1,206ランヤードを稼ぎ出した。ジャクソンにとっては、ランによるシーズン1,000ヤード超えを初めて達成した年であり、それを2回達成している。他のクオーターバックがまだ誰も成し遂げていない偉業だ。また、ジャクソンが自身初のMVPを獲得した年でもある。

2024年シーズンのジャクソンは、自己最多となる41回のタッチダウンパスを決めた。

事実、本領を発揮した時のジャクソンは異次元の存在で、驚異的な数字をたたき出してきた。その事実こそをハーボーは人々に記憶にとどめておいてほしいと考えている。

「われわれはラマー・ジャクソンと共に、フットボールのオフェンスに革命を起こした」とハーボーは述べた。「なぜそのことが語られないのか不思議だよ。もっとその話をしようじゃないか」

昨シーズン中、ハーボーとジャクソンの関係についてはネガティブなうわさが絶えず、その勢いはシーズン終了と共に頂点に達した。

シーズン第18週のピッツバーグ・スティーラーズ戦に敗れた後、ハーボーの続投を望むかと聞かれたジャクソンが、“もちろん”というお決まりの言葉を口にせず、来季について話す準備はできていないと話したことも、疑念に拍車をかけた。

その数日後、ハーボーは解雇された。それでも、元攻撃コーディネーター(OC)のトッド・モンケンは彼らの不仲説を打ち消そうと努力していた。そして今、ハーボーもそれを否定した。

ハーボーはこれから、ジャクソン・ダートという新たなデュアルスレットQBと共に、ジャイアンツを再び強豪へと押し上げる道を進もうとしている。

ジャクソンはというと、自身のNFLキャリアで2人目となるヘッドコーチ、ジェシー・ミンターと共に新シーズンに挑むことになる。一方で、ハーボーとの日々がどのような結末を迎えたのか、ジャクソン本人の口から聞ける日が来ることを多くの人々が待ち望んでいる。

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