パンサーズは再びヤングを先発QBに、親指負傷のダルトンは練習にフル参加
2024年10月31日(木) 08:41ブライス・ヤングが2試合連続で先発出場することになりそうだ。
現地30日(水)、カロライナ・パンサーズはシーズン第9週に行われるニューオーリンズ・セインツ戦で、2023年ドラフトの全体1位で指名したクオーターバック(QB)ヤングを先発させる予定だとヘッドコーチ(HC)のデイブ・カナルスが発表した。
ヤングは2024年シーズン第8週に今季3回目の先発出場を果たし、タッチダウンパス2回、インターセプト2回を記録。結果としてはデンバー・ブロンコスに28対14で敗れた。この試合でヤングが先発に選ばれたのは、ベテランQBアンディー・ダルトンが試合の数日前に交通事故に遭い、親指を負傷して欠場することが決まったからだった。
ダルトンは快方に向かいつつあり、水曜日の練習にはフル参加していたが、カナルスHCは急いでフィールドに戻すのではなく、もう1週間様子を見た方が良いと感じたようだ。
水曜日、カナルスHCは「アンディーには決めさせず、私が判断した」と説明している。
「もしアンディーに“行けるか”と聞いたら、彼は“はい”と答えるだろう。私としては、彼が親指を負傷してから1週間しか経っていないから、とにかく自分たちが彼を正しい状態や枠組みに置いているかを確認したいと思ったのだ。そして、ブライスがもう一度チャンスを得て、話し合ったことを基に成長を続け、その経験を積み重ねることを楽しみにしている。フィールドに出て、プレーを指示し、それを実行する経験は、計り知れないほど価値があるものだ」
シーズン第3週を迎えるにあたり、カナルスHCはヤングをベンチに下げてダルトンを先発に起用した。それ以降に初めて先発を務めたヤングは、ブロンコスに敗れた試合でわずかながら成長の兆しを見せている。シーズン開幕から2連勝を飾るも、それ以降に6連敗を喫するなど大きく苦戦しているセインツを相手に、ヤングは再び実力を証明する機会を得る予定だ。
【RA】