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WRホプキンスが次戦でより多くの活躍を見せることを期待するチーフスHCリード

2024年10月30日(水) 15:14


ディアンドレ・ホプキンス【Perry Knotts via AP】

カンザスシティ・チーフスの一員として2回目の試合に臨むワイドレシーバー(WR)ディアンドレ・ホプキンスのさらなる活躍に期待しよう。

少なくとも、ヘッドコーチ(HC)アンディ・リードはそうなると予想している。

現地27日(日)、ホプキンスはラスベガス・レイダース戦で22回のスナップに参加。正式に新チームに移籍したのは試合の3日前だったにもかかわらず、チームの勝利に大きく貢献した。

リードHCは11月4日(月)に行われるタンパベイ・バッカニアーズ戦でホプキンスがさらに活躍することを期待している。

チーム公式記録によると、リードHCは月曜日に「彼はサイドラインでプレーしたくてたまらない様子だった。それと同時に、まだすべてを把握しきれていないことも理解していたから、我慢する部分もあったはずだが、試合には出場したし、次の試合ではもっと彼の活躍を見てもらえるはずだ」と述べたという。

ホプキンスはチーフスの攻撃スナップの32.4%に参加し、14のルートを走り、3回のターゲットで2回のキャッチを成功させ、29ヤードを獲得した。

「彼は試合中に良い動きをして、良い仕事をしていると思った。ランゲームでもパスゲームでも良い仕事をして、ベンチから出てすぐに、第3ダウンの重要なキャッチに見事に成功した」とリードHCは話している。

いまだに1勝しか挙げられていないテネシー・タイタンズから、NFLで唯一の無敗チームであるチーフスにトレードされた32歳のホプキンスは、キャリアで4つ目のNFLフランチャイズに適応しているところだ。

タイタンズで出場した6試合でキャッチ15回、173ヤード、タッチダウン1回を記録していたホプキンスを獲得することは、窮地に陥っているWR陣に活気と生産性をもたらそうとしているチーフスによる最新の試みとなっている。今オフシーズンにチーフスに獲得されたマーキス・ブラウンは、一度も出場することなく故障者リザーブ(IR)に登録されている状態だ。また、チームのWR1として頭角を現しつつあったWRラシー・ライスも現在はIRに置かれている。

ホプキンスはプロボウルに5回、オールプロに3回選出されるなど、輝かしい経歴を持つ選手だ。

全盛期は過ぎたかもしれないが、それでもホプキンスはチーフスに必要な力を提供できる。昨シーズンにQBウィル・レビスが先発デビューを果たした試合で3回のタッチダウンキャッチを決めたのは印象的だった。パトリック・マホームズがホプキンスをターゲットにすることで、チーフスのパスオフェンスの順位(現在は12位)が上がるという楽観的な見方もある。

ホプキンスはバッカニアーズを相手にそうした機会を得る見込みだ。2連敗を喫し、その中で平均36得点を相手に許してきたバッカニアーズは、試合平均被パスヤードでも29位と低迷している。

したがって、ホプキンスがチーフスでの2試合目により大きな影響を与えることは十分に期待できるだろう。

リードHCは「彼は優秀なフットボール選手だ。ここから先、さらにフィットできるようになれば、もっと良くなると思う」と述べた。

【RA】