パッカーズQBラブのライオンズ戦出場はクエッショナブル
2024年11月02日(土) 07:46ジョーダン・ラブとグリーンベイ・パッカーズにとってはおなじみの金曜日だ。
パッカーズがNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区首位をかけてデトロイト・ライオンズと対戦するシーズン第9週の大一番を前に、クオーターバック(QB)ラブの出場ステータスはクエッショナブルとされている。
膝の捻挫で今季2試合を欠場したラブは現在、鼠径部を痛めている。もしラブが現地3日(日)に控えるライオンズ戦を欠場することになれば、今季序盤に代役を務め、素晴らしい結果を残したマリク・ウィリスが再び代わりを担うことになる。
シーズン第8週に挑んだジャクソンビル・ジャガーズとの試合は30対27でパッカーズが勝利したものの、ラブは鼠径部を痛めて途中退場。木曜日には練習に復帰するも限定メニューにとどまり、金曜日も再び制限付きだった。水曜日の時点でラブは出場の可能性について「現実的」だと語っていたが、現時点ではまだ分からない。
ラブはこれまでにその素晴らしい腕力を発揮してきたが、プレーは安定しているとは言い難く、先発した6試合でタッチダウン15回、平均獲得ヤードは257.8ながら、インターセプトはリーグ最多の9回を記録している。
今シーズンに向けてパッカーズがテネシー・タイタンズとのトレードで獲得したウィリスは先発出場した試合で2勝0️敗、ラブのリリーフとして4試合に出場してきた。その4試合でウィリスが魅せたパフォーマンスはタイタンズで過ごした2シーズンよりも印象的だったと言えよう。パス39回中29回を成功させ、380ヤード、タッチダウン3回、インターセプトはない。
ウィリスのプレーが向上したとしても、パッカーズとしてはフランチャイズQBであるラブが首位攻防戦のライオンズとの試合を率いてくれることを待望している。今週の金曜日も再びクエッショナブルのステータスとなったとはいえ、ラブの出場はまだ可能性が残されており、今季では金曜日にクエッショナブルとされた週の試合で一度だけプレーしている。
6勝2敗のパッカーズが6勝1敗のライオンズと対決する一戦は現地3日(日)、日本時間4日(月)6時25分キックオフ予定だ。
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