NFIリストからアクティブ登録されたペイトリオッツDTバーモア、ラムズ戦でシーズンデビューへ
2024年11月17日(日) 08:34『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地16日(土)に情報筋の話をもとに伝えたところによると、ニューイングランド・ペイトリオッツがスターディフェンシブタックル(DT)クリスチャン・バーモアをリザーブ/NFI(非フットボール故障者)リストからアクティブ登録し、バーモアは日曜日に行われるロサンゼルス・ラムズ戦に出場する見込みだという。
バーモアはトレーニングキャンプ中に血栓と診断されて治療を受けていたため、今シーズンはまだ試合に出場していない。診断から約4カ月が経過し、25歳のバーモアは先週に練習復帰してチームメイトやコーチ陣を大いに喜ばせた。
ヘッドコーチ(HC)ジェロッド・メイヨは金曜日に「バーモアが外にいる姿を見るだけでも素晴らしい光景だ」と語り、こう続けている。
「期待されていることは、何の期待もないことだ。出場する準備ができたら、出場するだろう。彼がワクワクしていることも、長い間フィールドに戻りたいと思っていたことも知っている」
メイヨHCは今週の出場が可能かどうかを判断するチームドクターの助言に従った上で、バーモアを正式にフィールド復帰させるプロセスを慎重に進めるつもりだと述べた。
アクティブ登録はバーモアが日曜日に試合に参加するために必要なハードルをクリアしたことを示しているが、メイヨHCは長期的なケガから復帰するすべての選手に共通するように、チームは“彼がどこまで対応できるかを見て、そこから進んでいく”と話している。
2021年ドラフトの2巡目でペイトリオッツから指名を受けたバーモアは、3シーズンでサック12.5回、タックル133回、クオーターバック(QB)ヒット32回、パスディフェンス9回、フォースドファンブル1回を記録。2023年シーズンにサック8.5回の活躍を見せたことから、バーモアは4月に4年8,300万ドル(約128億0,980万円)の契約延長に合意している。
アクティブ登録により、復帰に向けて次の一歩を踏み出したバーモア。復帰への長い道のりが日曜日のラムズ戦で終わりを迎えることが期待されている。
【RA】