ジャガーズ、日曜日のライオンズ戦で敗北なら再び体制変更の可能性
2024年11月17日(日) 12:16ジャクソンビルでは、最近の歴史が繰り返されようとしているようだ。
直近5試合のうち4試合で敗れるという厳しい状況に置かれているジャクソンビル・ジャガーズは、2025年に向けて再び体制変更を検討している可能性がある。情報筋の話によると、今週中にも劇的な動きがあるかもしれず、その決定は現地17日(日)に行われるデトロイト・ライオンズ戦の結果次第だという。
ジャガーズはシーズン第12週にバイウイークを迎える予定で、それが再編成する絶好の機会となる可能性がある。
現在の状況は、オーナーのシャド・カーンが“フランチャイズ史上最高のチーム”と考え、ライバルからもその才能を認められていたチームにとって驚くべき低迷だ。また、8勝3敗でスタートを切ったにもかかわらず、9勝8敗という成績でプレーオフ進出を逃した2023年シーズンから続く低落傾向でもある。
新たな契約を結んだクオーターバック(QB)トレバー・ローレンスや、注目度の高いフリーエージェント(FA)選手、ドラフトの高順位で指名した新人選手らを擁する中で、高い期待が寄せられていたにもかかわらず、結果は同じだった。ローレンスが負傷した左肩の治療を進めているため、日曜日にはQBマック・ジョーンズが先発する予定だ。
複数の情報筋によると、組織内部ではヘッドコーチ(HC)ダグ・ペダーソンやジェネラルマネジャー(GM)トレント・バールケの解任を含め、体制変更が行われても驚かれない状況だという。ジャガーズのスタッフは現在も懸命に働き続けているものの、重苦しい雰囲気が漂い、絶望的な空気が感じられるとのこと。
ペダーソンHCが解任される場合、2013年から2016年にかけてサンディエゴ・チャージャーズ(現ロサンゼルス・チャージャーズ)のヘッドコーチを務めていた経験があるQBコーチのマイク・マッコイがその役割を担う可能性がある。
ライオンズ戦で敗れた場合、ペダーソンHCの解任や、バールケGMを中心としたフロントオフィスの変更、あるいは完全な体制刷新がこの1週間で行われる可能性があり、組織の人々はそれがほぼ避けられないことだと感じている。
このような状況になると、組織内で責任のなすりつけ合いが起こることもあるが、今回はそうではないようだ。もしこのままの状況が続けば、それは全員にとっての失敗であり、全員に責任があるという認識が共有されている。
ある情報筋が説明したように、これは全員の責任であり、誰もがその一端を担っているのだ。
ジャガーズにとって、シーズン途中の体制変更は前例のないことではない。
2020年11月末、ジェネラルマネジャーを務めていたデイブ・コールドウェルは2018年シーズンから不調が続いていた中で10連敗を喫したことを受けて解任された。また、ヘッドコーチを務めていたダグ・マローンとそのスタッフはシーズン終了後に解雇されている。当時、暫定ジェネラルマネジャーはバールケが務めていた。
2021年、カーンはアーバン・マイヤーを就任から1年も経たずに解任し、ダレル・ベベルを暫定HCに任命した。
日曜日にはバックアップQBを司令塔に据えてNFL屈指の強豪チームに挑むことになるため、ジャクソンビルでは多くの人々が最悪の事態を恐れている。
【RA】