シーズン第11週の最優秀選手賞にブロンコスQBニックス、セインツTEヒルらが選出
2024年11月21日(木) 12:45リーグは毎週、現地の水曜日に週間最優秀選手を発表している。シーズン第11週の栄誉に輝いた選手たちは以下の通り。
AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ボー・ニックス(QB/デンバー・ブロンコス)
デンバー・ブロンコスのクオーターバック(QB)ボー・ニックスは、オフェンス部門年間最優秀新人賞の有力候補として注目される中、まずは週間最優秀選手の栄誉を手にした。アトランタ・ファルコンズに38対6で快勝した現地17日(日)の試合で、ニックスは圧巻のパフォーマンスを披露。28回中33回(成功率84.8%)のパスを成功させ、307ヤードとタッチダウン4回を記録し、インターセプトはなし、パサーレーティング145.0をマークした。
NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
テイサム・ヒル(TE/ニューオーリンズ・セインツ)
タイトエンド(TE)テイサム・ヒルはクリーブランド・ブラウンズとの試合で多彩な活躍を見せ、ニューオーリンズ・セインツを35対14の勝利へ導いた。ヒルはわずか7回のキャリーで138ヤードとタッチダウンを3回記録し、1キャリー平均19.7ヤードという驚異的な数字を叩き出した。さらに、8回のキャッチで50ヤードを獲得し、18ヤードのパスも成功させるなど、あらゆる場面で存在感を示す日曜日となった。
AFCディフェンス部門週間最優秀選手
テレル・バーナード(LB/バッファロー・ビルズ)
バッファロー・ビルズがカンザスシティ・チーフスに30対21で勝利した注目の1戦で活躍したのはオフェンスだけではない。ラインバッカー(LB)テレル・バーナードを中心としたディフェンス陣が大きな役割を果たした。バーナードはタックル8回、サック1回、インターセプト1回を記録。第3ダウンで決めたサックはチーフスにパントを強い、インターセプトは試合の勝敗を決定づける重要なプレーとなった。
NFCディフェンス部門週間最優秀選手
カムレン・キンチェンス(S/ロサンゼルス・ラムズ)
ロサンゼルス・ラムズがニューイングランド・ペイトリオッツに28対22で勝利した日曜日の試合では、ルーキーセーフティ(S)カムレン・キンチェンスが大活躍し、タックル8回、フォースドファンブル1回、タックルフォーロス1回、パスブレイクアップ1回、インターセプト1回と、記録を量産した。試合終了まで残り2分を切った場面でのインターセプトにより、ラムズは勝利を確定させることができた。
AFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
クリス・ボズウェル(K/ピッツバーグ・スティーラーズ)
ピッツバーグ・スティーラーズのキッカー(K)クリス・ボズウェルは、日曜日に行われた宿敵ボルティモア・レイブンズとの試合で、18対16の勝利に欠かせない存在だった。ボズウェルはフィールドゴールを6本すべて成功させ、チームの全得点を挙げている。そのうち3本は50ヤード以上の距離からの成功だった。『NFL Research(NFLリサーチ)』によれば、この6本のフィールドゴール成功はアクリシュア・スタジアム(2001年開場)での最多記録であり、スティーラーズのキッカーとしては1988年に6本を記録したゲイリー・アンダーソン以来の快挙となった。
NFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
カール・ブルックス(DT/グリーンベイ・パッカーズ)
グリーンベイ・パッカーズのディフェンシブタックル(DT)のカール・ブルックスが、日曜日に行われたシカゴ・ベアーズとのディビジョン対決で勝敗を分ける決定的なプレーを見せ、チームを20対19の勝利に導いた。ブルックスはタックル2回を記録しただけでなく、試合最後のプレーでベアーズが勝利を手にするはずだったフィールドゴールを見事にブロック。このビッグプレーにより、パッカーズはベアーズとのライバル対決で11連勝を達成した。
【R】