シーズン第13週の最優秀選手賞にビルズQBアレン、バッカニアーズRBアービングらが選出
2024年12月05日(木) 11:47リーグは毎週、現地の水曜日に週間最優秀選手を発表している。シーズン第13週の栄誉に輝いた選手たちは以下の通り。
AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ジョシュ・アレン(QB/バッファロー・ビルズ)
雪が舞う現地1日(日)の夜、バッファロー・ビルズのクオーターバック(QB)ジョシュ・アレンがNFL史上初となるパス、ラン、レシーブのすべてでタッチダウンを記録する快挙を達成した。4つのタッチダウンを記録したアレンの活躍により、ビルズはサンフランシスコ・49ersに35対10で圧勝している。アレンは17回中13回のパスを成功させて148ヤードとタッチダウン2回を記録。そのうちの1つは、パスを出したワイドレシーバー(WR)アマリ・クーパーからラテラルパスを受けて、アレン自身がレシーブタッチダウンを決めるというプレーだった。また、アレンは自らの足で8ヤードのラッシングタッチダウンも挙げている。
NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
バッキー・アービング(RB/タンパベイ・バッカニアーズ)
ルーキーランニングバック(RB)バッキー・アービングは日曜日の試合でタンパベイ・バッカニアーズをけん引し、延長戦の末にカロライナ・パンサーズを26対23で破った。アービングは25回のキャリーで152ヤードとタッチダウンを記録。さらに3回のキャッチで33ヤードを稼いでいる。
AFCディフェンス部門週間最優秀選手
ターヒーブ・スティル(DB/ロサンゼルス・チャージャーズ)
アトランタ・ファルコンズを17対13で下した日曜日の試合で、新人ディフェンシブバック(DB)のターヒーブ・スティルがロサンゼルス・チャージャーズの勝利に大きく貢献。2回のインターセプトを記録したスティルは、そのうちの1つで61ヤードを走り抜け、試合を決定づけるタッチダウンにつなげた。さらに、タックル3回とパスディフェンス3回も記録するという活躍でブレイクを果たした。
NFCディフェンス部門週間最優秀選手
レナード・ウィリアムス(DE/シアトル・シーホークス)
今回のディフェンス部門週間最優秀選手賞は、文句なしでシアトル・シーホークスのDEレナード・ウィリアムスが受賞した。前週はチームメイトのコーナーバック(CB)コビー・ブライアントに賞を譲ったものの、ウィリアムスはニューヨーク・ジェッツを26対21で下した試合で、スタッツとハイライト映像を埋め尽くす活躍を披露した。体重136kg以上の選手としてNFL史上最長となる92ヤードのインターセプトリターンタッチダウンを決めたほか、エクストラポイントのブロック、サック2回、タックル4回、タックルフォーロス3回といった記録を積み上げている。最近のウィリアムスの活躍は目覚ましく、これで自身3度目の週間最優秀選手賞を受賞。2020年シーズン第17週以来の快挙となった。
AFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
キーン・ヌワングウー(RB/ニューヨーク・ジェッツ)
ジェッツは26対21でシーホークスに敗れたものの、RBキーン・ヌワングウーが見せた99ヤードのキックリターンタッチダウンは観客を沸かせている。このプレーはヌワングウーにとってキャリア通算4本目のキックリターンタッチダウンとなった。日曜日にヌワングウーは計4回のリターンで157ヤードを稼ぎ、さらにフォースドファンブルも記録している。
NFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
ブランデン・マン(P/フィラデルフィア・イーグルス)
パンター(P)ブランデン・マンは、日曜日の激戦でボルティモア・レイブンズを24対19で下したフィラデルフィア・イーグルスの一員として重要な役割を果たした。マンは6回のパントで平均51.2ヤード、ネット平均48.5ヤードという圧巻の数字を記録。5回のパントを敵陣20ヤード以内に落とし、そのうち2回は10ヤード以内、さらに1回は5ヤード以内に落とす絶妙なキックで、レイブンズを厳しいフィールドポジションに追い込んだ。
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