長く、困難なシーズンを歩むクリーブランド・ブラウンズが、3人目の先発クオーターバック（QB）を立てている。

ブラウンズはターンオーバーの傾向があるQBジェイミス・ウィンストンをベンチに下げ、2年目のクオーターバックであるドリアン・トンプソン-ロビンソンを日曜日に組まれたシンシナティ・ベンガルズとの試合で起用する。『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが現地17日（火）に伝えた。

この動きによって、ウィンストンの7試合にわたるブラウンズのQB1としての期間が終わっている。ウィンストンはQBデショーン・ワトソンの負傷を受け、先発QBの役割を担っていた。これらの7試合で攻撃陣は今季最高のパフォーマンスを何度か見せたものの、結局はターンオーバーによるマイナスの瞬間が多すぎた。

ウィンストンは今季に2,121ヤード、タッチダウン13回をマークしたものの、インターセプトも12回を数える。そのうち8回は過去3試合で喫したもので、いずれもブラウンズが敗北した。

シーズン第15週にカンザスシティ・チーフスに敗れた試合では、ウィンストンは途中でベンチに下げられており、チームがトンプソン-ロビンソンに移行する気配はもう見えていた。

トンプソン-ロビンソンはルーキーだった昨シーズンに3試合に先発しており、2024年には4試合でパス34回中15回成功、インターセプト3回となっていた。

3勝11敗のブラウンズは現地22日（日）13時【日本時間23日（月）3時】にベンガルズとの試合に臨む。

【A】