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コストコのホットドッグの列で先発起用の連絡を受けたファルコンズ新人QBペニックスJr.

2024年12月20日(金) 11:58


アトランタ・ファルコンズのマイケル・ペニックスJr.【AP Photo/Brynn Anderson, File】

このインフレ時代、お得な話に出会う機会は少なくなっている。

そんな中、アトランタ・ファルコンズの新人クオーターバック(QB)マイケル・ペニックスJr.には今週、先発昇格とコストコのホットドッグという2つのお得な話が舞い込んだ。

そう、ファルコンズの新しい先発クオーターバックに指名されたペニックスは、コストコでホットドッグを買うために並んでいる最中に、シーズン第16週での先発起用をチームから告げられたのだ。

「その電話を受けた瞬間、空腹は吹き飛んだ」とペニックスは現地18日(水)に話している。

食欲は満たされたかもしれないが、ペニックスの中にはファルコンズを勝利に導くという別の飢えが残っている。その飢えを満たすには、ホットドッグ以上のものが必要だ。

「いろいろな感情が沸いた。それが何なのかは分からないけど、プレーする準備だけはできている」とペニックスは言う。

ペニックスが率いることになる今のファルコンズは、クオーターバックの生産性を必要としている。カーク・カズンズのパフォーマンスはここ5週間で大幅に低下し、ファルコンズがラスベガス・レイダースの本拠地で辛うじて勝てたのも、ディフェンス、スペシャルチーム、そしてランニングバック(RB)の奮闘があってのことだった。

クオーターバックの生産性が向上すれば、ファルコンズの運命を変える可能性があり、それは今が絶好のタイミングでもある。現在7勝7敗のファルコンズは、タンパベイ・バッカニアーズに1ゲーム差をつけられており、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区を制するためには、残りの試合をすべて勝つ必要があると言っても過言ではない。

ペニックスは、ルーキークオーターバックとしては異例とも言える大きな重圧がかかるデビュー戦になることを理解しているが、それが自身のアプローチに影響を与えないよう集中している。

「ただ自分らしくいればいい」と語るペニックス。

「他の誰かになろうとする必要はないし、無理して偉大なリーダーや声を張るリーダーになる必要もない。ただ自分らしく、準備してきたことを信じて、みんなを引っ張るだけだ」

インディアナ大学とワシントン大学で得た豊富な経験により、ペニックスは2024年のNFLドラフトで最もプロ向きと評価されたクオーターバックだった。このため、ファルコンズがカズンズに総額1億8,000万ドル(約280億860万円)の契約を提示した直後にペニックスを指名したことは、当初一部で疑問視されていた。しかし、それから約8カ月が経ち、ファルコンズのビジョンは誰の目にも明らかになった。

ほとんどのフットボール少年が夢見るシナリオが、日曜日にペニックスにとって現実となる。ファルコンズファンは、それが理想的な結果をもたらすことを期待している。

「正直に言うと、トンネルを走り抜ける時は緊張すると思う」とペニックスは話している。

「でも、フィールドに立った瞬間にスイッチが入って、全く違うメンタリティになる。準備はできている」

【R】