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QBロジャースが2025年にジェッツの新人QBの指導に意欲を示す

2024年12月20日(金) 11:26


ニューヨーク・ジェッツのアーロン・ロジャース【Joe Robbins via AP】

グリーンベイ・パッカーズでの最後の数年間、クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースはチームのフロントオフィスの動向により、常に背後を意識させられる状況に置かれていた。

そこには、ロジャースのポジションを狙うジョーダン・ラブが控えていた。その脅威を感じたロジャースは防御的な姿勢を取り、ニューヨーク・ジェッツに移籍するまでラブがプロの舞台に順応する手助けを拒み続けたことで知られている。

しかし、現在41歳となったロジャースは時の流れと向き合い、それに応じて姿勢を変えつつある。最近ではパフォーマンスが改善してきたものの、浮き沈みの激しい2024年シーズンを経験したロジャースは、あらゆる選択肢を模索している。2025年にジェッツに復帰するかは不透明だが、もし戻るなら、チームが後継者を見つける手助けをし、その選手がプロの環境に順応できるよう指導する意向を示している。

現地18日(水)、ロジャースは『ESPN』に対し、「ジョーダンがドラフトされた時、MVPを何度か獲得していても、少し調子を落としただけでベンチに下げられるんじゃないかと感じていた。それがこのリーグの現実だ」と語った。

「スランプに陥っていようが、毎週欠かさず自分がプレーできることを証明し続けなければならない」

「だから、もし(ジェッツが)俺を呼び戻して、クオーターバックをドラフトするなら、全力でその選手を指導する。それと同時に、自分もできる限り良いプレーをして、その選手をベンチに留めておくつもりだ」

ジェッツは2025年を前に重要な岐路に立たされている。すでにヘッドコーチ(HC)とジェネラルマネジャー(GM)を解任しており、これらのポジションを埋めることがオフシーズンの最優先事項となっている。新しい経営陣がロジャースの去就を判断することになるが、2024年シーズンを通じてロジャースが本来の力を発揮できていないこともあり、その決定を予測するのは難しい状況だ。

それは年齢による衰えが原因かもしれないし、シーズン途中に攻撃コーディネーター(OC)を交代した不安定なオフェンスが足を引っ張っている可能性もある。ロジャースが他のチームでプレーしない限り真相は分からないため、この問題はさらに複雑化している。

ロジャース自身も2025年にプレーするかどうか、まだ確信を持てていない。

「シーズン終了後は時間を取りたい――すぐにリリースされない限りね。どっちにしても、自分がプレーしたいかどうか考える時間を取るつもりだ」とロジャースは述べている。

「いずれにせよ、少し距離を置いて考えたい」

経済的な障壁は以前ほど大きくはない。ロジャースは自分の年齢や長期的価値の低下を認識しており、契約については「どんな条件にもオープンだ」と話している。

また、新体制が自分を先発クオーターバックに選ばない可能性があることも理解しており、メンターとしての役割を受け入れる姿勢を示している。この点がロジャースの価値をさらに高める要素にもなり得る。

ロジャースは、289ヤードとタッチダウン3回を記録したシーズン第15週のようなパフォーマンスを維持することで、この評価を少しでも変えることができるかもしれない。だが、現時点でそれはあくまで仮定に過ぎない。ロジャースはすべての選択肢を視野に入れているが、もはや彼が主導権を握る状況ではなくなっている。

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