故障者続出に苦悩したサンフランシスコ・49ersのシーズンは1試合を残してなお変わらぬ状況に直面している。

49ersのクオーターバック（QB）ブロック・パーディーが現地30日（月）に対戦したデトロイト・ライオンズとの試合で右肘を負傷。試合時間残り2分を切ったタイミングでのアクシデントだった。

UCL（内側側副靱帯／ないそくそくふくじんたい）の初期検査では問題なかったものの、パーディーは31日にMRIを受ける予定だ。

ヘッドコーチ（HC）のカイル・シャナハンは「神経的なもの」ではないかと考えているようだが、レギュラーシーズン最終戦となるアリゾナ・カーディナルス戦のパーディーのステータスに関する詳細はほぼ触れていない。

パーディーは試合終了まで1分36秒という場面でライオンズのセーフティ（S）ブライアン・ブランチにサックされ、即座にサイドラインに向かった。フィールドには代わってジョシュア・ドブスが入り、そのまま試合を終えている。パーディーはサイドラインで何度かボールを投げていたものの、首を振ってコーチングスタッフに復帰が不可能であることを伝えており、感情的になっている様子もうかがえた。

パーディーが2022年シーズンのNFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）チャンピオンシップでUCLを断裂したのは記憶に新しい。パーディーは手術を受け、長いオフシーズンのリハビリに励んだ。

シャナハンHCは「数年前の肘のケガを思い浮かべるだろうけれど、医師と話したところ、ドツボをやられてしまったようだ」と語り、次のように付け加えている。

「無事であればいいのだが」

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