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11月に逮捕されたラムズWRロビンソンがDUIで起訴

2025年01月10日(金) 19:50


ロサンゼルス・ラムズのデマーカス・ロビンソン【Cooper Neill via AP】

ロサンゼルス・ラムズのワイドレシーバー(WR)デマーカス・ロビンソンが飲酒運転の軽罪で起訴された。ロビンソンは昨年11月に逮捕されている。

ロビンソンはラムズのホームゲームが終わった数時間後、現地2024年11月25日(月)の早朝に逮捕されたが、この時ラムズはロビンソンに処分を科さなかった。ロサンゼルス郡上級裁判所のオンライン記録によると、ロビンソンは罪状認否のため、2月にバンナイズの裁判所に召喚される予定だという。

逮捕当日、ウッドランドヒルズにあるラムズのトレーニング施設から数マイル離れた国道101号線のサンフェルナンドバレー西部で白のダッジ・セダンが時速100マイル(約161km)以上で走行しているのをカリフォルニア・ハイウェイ・パトロール(CHP)の警官が発見し、ロビンソンが逮捕された。CHPが出した当時の声明によると、名前を名乗り、身元を明らかにしたロビンソンには“アルコール障害の客観的兆候と症状”が見られたとのこと。

ロビンソンはラムズのナンバー3レシーバーとして、今シーズンの全17試合に先発している。チーム最多のタッチダウンレシーブ7回をマークし、レギュラーシーズンをキャッチ31回、キャリアハイとなる505ヤードで終えた。

逮捕後すぐにロビンソンは反省する様子を見せ、「良くないところを見せてしまった。こういう形でチームが注目されるのは嫌だし、いかなるタイプのネガティブなエネルギーもチームには向けてほしくない。あれは本来の自分らしくない振る舞いだった。普段はこんなことはしないんだ」と話していた。

オフシーズンにフリーエージェントになるロビンソンは、カンザスシティ・チーフス、ボルティモア・レイブンズとラムズで過ごした9シーズンのNFLキャリアで、1度もプレーオフを逃したことがない。

「彼は間違った判断をしてしまった」と逮捕後、ラムズのヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイは述べていた。「だからと言って、私は彼が悪人だとは思わない」

ラムズ(10勝7敗)は金曜日の練習後、ミネソタ・バイキングス(14勝3敗)とのワイルドカードプレーオフゲームに備えてアリゾナへと旅立つ。ここ数日、ロサンゼルス地域で猛威を振るっている山火事の影響で、試合会場はフェニックス郊外のステートファーム・スタジアムに変更された。

ロビンソンの起訴を最初に伝えたのは『TMZ』だった。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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