第59回スーパーボウルでの復帰は日々の判断だとイーグルスDEグラハム
2025年01月29日(水) 10:42フィラデルフィア・イーグルスは、ニューオーリンズで実施されるスーパーボウルへと向かう。そんな中、シーズン第12週に三頭筋を負傷したベテランのディフェンシブエンド(DE)ブランドン・グラハムは、堂々の復帰を果たすことができるのだろうか?
現地28日(月)朝にラジオ局『WIP』の番組に出演したグラハムは“その日ごとに”様子を見ているとする一方、故障者リザーブ(IR)からの復帰を否定しなかった。
グラハムは“PHLY(フィリー)”のザック・バーマンに「俺は何も聞いていない。ただここにいることに興奮しているし、このチームに、この瞬間にワクワクしている」と話している。
第52回スーパーボウルのヒーローであるグラハムは、ニューイングランド・ペイトリオッツのクオーターバック(QB)だったトム・ブレイディを抑えて、イーグルスに初のスーパーボウルトロフィーをもたらした。そのグラハムは、イーグルスで15年目のシーズンを送っており、2024年シーズン終了後の引退を計画していた。負傷によって、その見積もりは変わるかもしれない。一方で、ロンバルディトロフィーを掲げることでもまた、キャリアは終わるかもしれない。
36歳のグラハムは、2024年シーズンに11試合でサック3.5回を記録した。
負傷から2カ月がたち、グラハムは「調子はいいよ」と話している。
「1番楽なケガじゃないかな。これまで俺が経験してきた中でね。上半身だと、ちょっと楽なんだ。とにかく筋肉をつけて、また傷めないように、正しいことをやって強くするってこと。医師の話を聞いて、どうなっているのかを確かめて、そこから進めていく」
アウトサイドラインバッカー(OLB)ノーラン・スミスとジョシュ・スミット、そしてラインバッカー(LB)ジャリクス・ハントも好調なため、グラハムが復帰できなくても、チームが大きく影響を受けることはないだろう。しかし、たとえそれが10プレー前後のことであろうとも、スーパーボウルを経験したベテランがいるのはいいことだ。
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