ジャガーズがバイキングスのアシスタントQBコーチ、グラント・ユディンスキーを新OCとして採用へ
2025年02月06日(木) 15:37![](https://nfljapan.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2025/02/06153719/NFL_20250206_6.jpg)
現地5日(水)夜、ジャクソンビル・ジャガーズがグラント・ユディンスキーを次期攻撃コーディネーター(OC)とする契約に合意したと発表した。
NFLで5年間のコーチ経験を持ち、その中で急速に昇進してきたユディンスキーにとって、今回は初のコーディネーター職となる。ユディンスキーは過去3シーズンをミネソタ・バイキングスで過ごし、直近ではアシスタントクオーターバック(QB)コーチを務めていた。それ以前は、カロライナ・パンサーズで2年間にわたってコーチングアシスタントを務めていた。
ジャガーズはすでにアンソニー・カンパニーレを守備コーディネーター(DC)に指名しており、1年目のヘッドコーチ(HC)リアム・コーエンは今回の採用によってコーチングスタッフの補強を継続している。
4人の異なるクオーターバックが先発した2023年シーズンを含め、過去2シーズンにクオーターバックポジションが不安定なバイキングスを支えてきたユディンスキーは、フラストレーションのたまる2024年シーズンを経て、ジャガーズのフランチャイズQBトレバー・ローレンスとの仕事に注力することになった。
ローレンスは2022年シーズンに前任のダグ・ペダーソンHCの下でキャリア初のプロボウル選出を果たしたが、その後の2年間は当時の調子を取り戻せていない。特に2024年シーズンはケガに苦しめられ、多くのカテゴリーでキャリア最低の数字を残している。
ジャガーズ攻撃陣は2024年シーズンに苦戦を強いられ、得点で26位、トータルヤードで25位に沈んだ。その結果、チームは4勝13敗でシーズンを終え、前任のコーチングスタッフが解雇されることとなった。
ユディンスキーはそうしたオフェンスを立て直すために采配を振るうことになるが、プレーコールを担当するわけではない。コーエンはすでに自らその役割を担う予定であることを発表している。
【RA】