元ライオンズOCベン・ジョンソンが2024年AP通信年間最優秀アシスタントコーチ賞に
2025年02月07日(金) 11:00
デトロイト・ライオンズの攻撃コーディネーター(OC)としてのベン・ジョンソンのラストシーズンは、ヘッドコーチ職につながったのみならず、シーズン末に与えられる栄誉にもつながっていた。
現地6日(木)にニューオーリンズで実施されている『NFL Honors(NFLオナーズ)』にて、ジョンソンは2024年AP通信NFL年間最優秀アシスタントコーチ賞に輝いている。
シカゴ・ベアーズのヘッドコーチに就任したジョンソンは投票を通じて、1位29票を含む354ポイントを集めた。ミネソタ・バイキングスの守備コーディネーター(DC)ブライアン・フローレス(143ポイント)が2位、ライオンズDCアーロン・グレン――ニューヨーク・ジェッツ新HC――が110ポイントで3位。フィラデルフィア・イーグルスのDCビック・ファンジオ(109ポイント)がそのすぐ後ろに続き、バッファロー・ビルズのOCジョー・ブレイディが73ポイントで5位だった。
ジョンソンのリーダーシップの下、ライオンズはリーグで今季最高の、かつ、チーム歴代2位のスコアリングオフェンスを擁した。ライオンズはリーグ最高の試合平均33.2ポイント――30ポイント越えが10試合という数字もリーグ最高――を記録し、試合平均ヤード(409.5ヤード)でも2位だった。
38歳のプレーコーラーはアグレッシブなフットボールを展開するダン・キャンベルHCとうまくマッチし、ライオンズは勇猛果敢、かつ、周囲に広がっていくイノベーティブなプレーでよく知られている。
モータウンにおける仕事によって、ジョンソンは過去2回の雇用サイクルで非常に人気の高い候補者となっていた。昨年にデトロイト残留を選んだ後、今年1月にジョンソンはシカゴ・ベアーズのヘッドコーチに起用されている。
シカゴでのジョンソンの主な役割は、クオーターバック(QB)ケイレブ・ウィリアムズの育成になる。2024年NFLドラフトの全体1位指名選手だったウィリアムズは、波のあるルーキーシーズンを過ごしていた。
しかしながら、過去のジョンソンの実績を踏まえれば、ウィリアムズには輝かしい未来が待っているかもしれない。元全体1位指名選手のQBジャレッド・ゴフは、ライオンズでジョンソンの指揮下、キャリア最高のシーズンを何度か送っている。
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