現地9日（日）、アメリカ・ルイジアナ州ニューオーリンズのシーザーズ・スーパードームにて、AFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）王者のカンザスシティ・チーフスと、NFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）チャンピオンのフィラデルフィア・イーグルスが、第59回スーパーボウルの大舞台で対決した。

2年前にスーパーボウルで敗れた相手であるチーフスを40対22で退けたイーグルスが、雪辱を果たしてリングを手に入れている。

イーグルスがスーパーボウル優勝を遂げるのはこれで2度目。今回の勝利によって、イーグルスはチーフス、ニューイングランド・ペイトリオッツに並び、過去10年の間に複数のロンバルディトロフィーを獲得したチームとなった。

イーグルスの迫力に満ちた、機を逃さない守備陣が勝利に貢献し、チーフスに3回のターンオーバーを強いたのに加え、ピック6も奪っている。これらの活躍によって両チームの差は一時34ポイントまで開いており、チーフスは第4クオーター開始直前になってようやく初得点を獲得した状態だった。

歴史的なスーパーボウル3連覇がかかっていたチーフスは、その目標に届かず終わった。チーフスは2021年シーズン終了後以来の、追う立場となっている。

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