現地9日（日）、2024年シーズンの王者を決める一戦が、アメリカ・ルイジアナ州ニューオーリンズのシーザーズ・スーパードームで実施された。カンザスシティ・チーフスと対戦した第59回スーパーボウルでフィラデルフィア・イーグルスをフランチャイズ史上2回目のロンバルディトロフィー獲得に導いたクオーターバック（QB）ジェイレン・ハーツがスーパーボウルMVPに選ばれている。

イーグルスがチーフスを40対22で下した後、ハーツは第59回スーパーボウルのMVPに輝いた。

ハーツはチーフスが誇る強力なディフェンスを相手に、パス22回中17回を成功させて221ヤード、タッチダウン2回、インターセプト1回と素晴らしい活躍を見せた。また、ハーツはランでも72ヤードを稼ぎ、イーグルスの名物プレーである“Brotherly Shove（ブラザリー・シャブ）”で試合最初のタッチダウンを決めた。

ハーツが記録した72ランヤードはスーパーボウル史上、クオーターバックの記録として過去最多の数字となっている。それにより、ハーツは第57回スーパーボウルで自身が打ち立てた記録（70ランヤード）を更新した。26歳のハーツはエミット・スミス、ロジャー・クレイグ、ジョン・リギンス、フランコ・ハリスと肩を並べ、複数のスーパーボウルで50ランヤード以上と1回以上のタッチダウンを記録した5人の選手のうちの1人となっている。

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