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49ers戦、ペイトリオッツDEシェアードは成績不振により欠場

2016年11月20日(日) 08:28

ニューイングランド・ペイトリオッツのジャバル・シェアード【Aaron M. Sprecher via AP】

ニューイングランド・ペイトリオッツのフロントセブンに巻き起こった渦はいまだ終わりを見ない。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地19日(土)に伝えたところによると、ペイトリオッツは20日に敵地でのサンフランシスコ・49ers戦を控えているが、ディフェンシブエンド(DE)ジャバル・シェアードはサンフランシスコに向かっておらず、パフォーマンスに基づいた判断により日曜日の試合には出場しないという。

サンフランシスコ行きのフライトが飛び立った後にもかかわらず、シェアードが18日夜に自身の『Instagram(インスタグラム)』にボストンで行われたセルティックスの試合を訪れた様子を投稿しており、日曜日の試合には出場しないのではないかとうわさになっていた。

これまでペイトリオッツのヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチックはディフェンシブライン(DL)およびラインバッカー(LB)の布陣に関して興味深い決断を下しており、今回のシェアード不在もそのひとつ。オフシーズンには主力DEだったチャンドラー・ジョーンズをアリゾナ・カーディナルスにトレードしており、LBジェイミー・コリンズを放出した。フリーランスとなったコリンズはクリーブランド・ブラウンズに籍を移している。

フロントセブン大改革の成果はまちまち。第10週にはパスラッシュが精彩を欠き、シアトル・シーホークスに敗れてしまった。

シェアードはチーム2位のサック(3.5)を誇り、今季9試合のうち8試合で先発出場しているが、第6週以降は2タックルにとどまっている。今春にフリーエージェントとなるシェアードはペイトリオッツの非公式デプスチャートで今も先発DEとして記載されているものの、49ers戦はトレイ・フラワーズが代わりを務めるようだ。フラワーズは過去2週間で4サックをマークしている。