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【2016年第11週】RBマッコイが負傷退場もビルズが今季5勝目

2016年11月21日(月) 12:17

バッファロー・ビルズのルショーン・マッコイ【AP Photo/Gary Landers】

バッファロー・ビルズは現地20日(日)、敵地ポール・ブラウン・スタジアムに乗り込んでシンシナティ・ベンガルズ戦に挑んだ。後半に得点を挙げられなかったベンガルズをビルズが16対12で下し、今季5勝目をマーク。ベンガルズはバイウイーク明け2連敗を喫している。

試合はビルズのランニングバック(RB)ルショーン・マッコイがベンガルズ守備陣の裏をかき、7ヤードのタッチダウンランを決めて先制。ベンガルズも残り2ヤードからクオーターバック(QB)アンディー・ダルトンが自ら飛び込んでタッチダウンを決める。しかし、エキストラポイントに失敗して同点にはならず。

1点差を追うベンガルズは第2クオーターにダルトンがワイドレシーバー(WR)ブランドン・ラフェルを狙ってパスを投げるも、それを完璧に読んだビルズのコーナーバック(CB)スティーブン・ギルモアにインターセプトされ、49ヤードをリターンされてしまう。さらに、ビルズにフィールドゴールを奪われてリードを広げられたが、次の攻撃で敵陣レッドゾーンに攻め込み、最後はQBダルトンがWRタイラー・ボイドに1ヤードパスを通してタッチダウンを決めた。ただ、キッカー(K)マイク・ニュージェントがここでもエキストラポイントに失敗。それでも、スコアを12対10とし、ビルズに2点をリードして前半を終えている。

後半は両陣ともに相手エンドゾーンに近づきながらもタッチダウンに結び付けられず、ビルズが第3クオーターと第4クオーターにそれぞれ1回ずつフィールドゴールを決めるにとどまった。ベンガルズは試合時間2分30秒を残してボールを手にすると、QBダルトンがRBジョバニ・バーナードを狙って細かいパスをつなぎ、少しずつビルズ陣地に攻め入っていくが、結局、追加点を獲得できずに試合終了を迎えた。

ビルズQBタイロッド・テイラーはパス27回中19回成功、166ヤード、タッチダウンはなく、1インターセプトだった。RBマッコイが1タッチダウンを決めたが、第2クオーターで親指を脱臼(だっきゅう)し、途中退場している。

ベンガルズQBダルトンは43回中24回のパスを成功させて207ヤード、1タッチダウン、2インターセプトだった。なお、ベンガルズはハムストリング負傷によりWRのA.J.グリーンを試合開始早々に失っており、グリーンの復帰時期は未定ながら、さらなる検査を受けてケガの状態を確認するとのことだ。