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レイブンズがジョン・ハーボーHCと3年契約延長に合意

2025年03月29日(土) 09:46


ボルティモア・レイブンズのヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボー【AP Photo/Charlie Riedel】

ジョン・ハーボーのボルティモア・レイブンズでの在任期間が20年の大台に乗ろうとしている。

現地28日(金)、レイブンズがヘッドコーチ(HC)であるハーボーと3年の契約延長で合意したと発表、ハーボーHCは2028年シーズンまで続投が決まった。

約3年前に延長していた契約の最終年を迎えていたハーボーはNFLの現役ヘッドコーチの中ではマイク・トムリン――ピッツバーグ・スティーラーズで18シーズン――に次ぐ在任期間の長さを誇る。

レイブンズで過ごしてきた17シーズンで、ハーボーHCはレギュラーシーズン172勝104敗、プレーオフは13勝11敗の戦績を残しており、第47回スーパーボウルを制してチーム史上2度目のロンバルディ・トロフィー獲得に貢献している。

17シーズンで12回のプレーオフ進出を果たしたNFLヘッドコーチは歴史上5名しかおらず、その1人が62歳のハーボーだ。他にはピート・キャロル、バド・グラント、マイク・ホルムグレン、マイク・マッカーシーが歴史に名を刻んでいる。

ただ、ハーボーHC率いるレイブンズにとってスーパーボウル出場はハードルが高く、2023年シーズンはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップまで進むも、最終的に優勝を果たしたカンザスシティ・チーフスに敗れて頂上決戦にはたどり着けなかった。2024年シーズンはポストシーズン進出を果たしたものの、ディビジョナルラウンドでバッファロー・ビルズに敗れている。

優勝にはなかなか手が届かないとはいえ、ボルティモアで一貫したコンテンダーを育ててきたハーボーHC。チームはその成功を改めて認める形で契約を延長し、2025年シーズンに挑む。

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