現地29日（土）、バッファロー・ビルズとコーナーバック（CB）クリスチャン・ベンフォードが4年7,600万ドル（約114億0,475万円）の契約延長で合意したと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが報じた。

『Over The Cap（オーバー・ザ・キャップ）』によると、コーナーバックの契約金額が急上昇している中で、ベンフォードの年平均額（1,900万ドル／約28億5,119万円）はこのポジションでトップ15に入るとのこと。

24歳のベンフォードは新人契約で素晴らしい活躍を見せたことを受け、2回目の契約を手にした。2022年ドラフト6巡目指名を受けたベンフォードは急速にデプスチャートを駆け上がり、ルーキーシーズンの初戦で先発の座を獲得。負傷により2度の離脱を余儀なくされたが、最終的に9試合に出場した。直近の2シーズンではビルズのセカンダリーで最も安定したメンバーの1人として合計29試合に先発出場している。

2024年シーズンはベンフォードにとって最高のシーズンとなり、タックル64回、タックルフォーロス3回、インターセプト2回、フォースドファンブル2回、チーム最多となる10回のパスディフェンスを記録。2ケタのパスディフェンスを達成するのは2年連続のことだった。こうした活躍により、2024年の『Pro Football Focus（プロフットボール・フォーカス）』による総合グレードは82.6となり、コーナーバックの中で5位にランクインしている。

ベンフォードは今オフシーズンに契約延長を果たした最新のビルズ選手だ。オフェンスではクオーターバック（QB）ジョシュ・アレンが6年契約を結び、ディフェンスではディフェンシブエンド（DE）グレゴリー・ルソーやラインバッカー（LB）テレル・バーナードが4年契約を締結。これにより、ビルズは長年追い求めているスーパーボウル制覇に向けて重要な戦力を維持する形となった。

今回の動きによって、ベンフォードは高額契約を手にした選手のリストに加わり、ビルズは若きスター選手の1人を長期契約で確保している。

【RA】