ニュース

カウボーイズとセインツが現地月曜日に自主参加のオフシーズンワークアウトを開始

2025年04月15日(火) 08:36


NFLロゴ【Aaron M. Sprecher via AP】

ダラス・カウボーイズとニューオーリンズ・セインツにとって、春のセッションが始まり、学びの場に戻る時が来た。

カウボーイズとセインツが現地14日(月)に自主参加のオフシーズンワークアウトを開始。新しいヘッドコーチ(HC)を迎え、先週にオフシーズンワークアウトを開始したシカゴ・ベアーズ、ジャクソンビル・ジャガーズ、ラスベガス・レイダース、ニューイングランド・ペイトリオッツ、ニューヨーク・ジェッツの5チームに加わった。

新ヘッドコーチを迎えたチームは、それ以外のチームよりも早く自主参加のワークアウトを開始することができる。残りの25チームは来週にスタートする予定だ。フェーズ1はプログラムの最初の2週間を指し、活動はミーティング、ストレングス&コンディショニング、フィジカルリハビリテーションに限られる。

6月に実施される参加必須のミニキャンプを除いて、このワークアウトプログラムは自主参加だ。カウボーイズとセインツの両チームは6月10日(火)から12日(木)にかけてミニキャンプを実施する。

フェーズ1を始めるにあたり、話題性のある事柄に対処することになるカウボーイズの新HCブライアン・ショッテンハイマーとセインツの新HCケレン・ムーアには大きな注目が集まるはずだ。

カウボーイズがスターラインバッカー(LB)マイカ・パーソンズと大型契約を結ぶまでは、パーソンズに関する疑問がショッテンハイマーHCの頭から離れることはないだろう。しかし、パーソンズが自主参加のワークアウト初日に姿を現したことで、少なくとも1つの懸念は解消された。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは先週金曜日に、クオーターバック(QB)デレック・カーが2025年シーズンの出場に影響を及ぼす可能性のある肩のケガに対処していると報じた。この報道により、ムーアHCが抱える懸念はさらに深まっている。現時点でドラフト全体9位指名権を持つセインツはすでに、ドラフト1巡目でクオーターバックを指名する可能性があるチームの1つと見られていた。カーが負傷したというニュースはその可能性をより一層高めている。就任1年目のムーアHCが今週、その状況にどのように対処するかは注目に値すると言えよう。

オフシーズンプログラムの開始は、2026年2月8日(日)にロンバルディトロフィーを掲げるという最終目標に向けた小さな一歩に過ぎない。カウボーイズとセインツの小さな一歩には、オフシーズンの過程を左右する大きな疑問が伴っている。

【RA】