キャリア2年目に落球をなくすことを目指すパンサーズWRレゲット
2025年05月29日(木) 13:07
カロライナ・パンサーズの2年目のワイドレシーバー(WR)ゼイビア・レゲットは新人時代にボールを取りこぼす場面が多かったことを自覚している。その中でも特に目立ったのがシーズン第14週、最終的にスーパーボウル王者となったフィラデルフィア・イーグルスとの対戦で、試合終盤でチームにリードをもたらすはずだったパスを落としてしまったプレーだった。
チーム公式サイトによると、レゲットは現地27日(火)に「オープンになるのは問題なかった。ただ、落球した場面で集中してボールをキャッチすることが課題だった。もっと手を使ってキャッチして、ボールを体で受け止めたり、しっかりと目で追ったりすることが主な部分だ」と語ったという。
『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』によると、レゲットはターゲット81回に対して8回の落球を喫し、キャッチ49回で497ヤード、タッチダウン4回を記録したとのこと。その落球率は14.0%であり、75回以上ターゲットになった選手の中で3番目に高い割合だったという。
2025年の目標は、そうしたネガティブな要素の排除に集中することだが、レゲットはそれによって精神的に圧倒されないようにすると語った。また、イーグルス戦のような落球に対する責任を取ることは、成長過程の一部だとも話している。
「必要以上に自分に厳しく当たったとは思わない。つまり、あの試合で負けたのは俺のせいだった」とレゲットは振り返った。
パンサーズのWR陣はかなり競争が激しく、ドラフト1巡目指名を受けたテタイロア・マクミラン、6巡目指名を受けたジミー・ホーンJr.、若手のレゲット、ジェイレン・コーカー、ベテランのアダム・シーレン、デビッド・ムーアが出場機会を争うことになる。レゲットがトップ3ターゲットであり続けるためには、ルーキーシーズンよりも一貫したパフォーマンスを発揮する必要があるだろう。
【RA】