レイブンズTEライクリーが足の骨折で手術へ、約6週間離脱の見込み
2025年07月31日(木) 09:21
ボルティモア・レイブンズのタイトエンド(TE)アイザイア・ライクリーが足の骨折を治療するために手術を受けることになった。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地30日(水)にライクリーの離脱期間は約6週間になる見込みだと報じたが、手術の結果次第では復帰時期が早まる可能性もある。その後、レイブンズのヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーはライクリーが手術を受けて“数週間”離脱する見通しだと発表した。
ラポポートはライクリーがシーズン第1週に出場できる可能性はあるとした上で、今回のケガは長期にわたる問題ではないともつけ加えている。
ハーボーHCは「朗報だ。キャンプ序盤でのことだし、深刻な問題でもない。だが、何もないわけじゃないし、数週間はかかる」と述べた。
レイブンズは9月7日(日)にバッファロー・ビルズと対戦するサンデーナイトフットボールで2025年シーズン初戦を迎える。あと39日後のことだ。
ライクリーは2024年シーズンにキャッチ42回でキャリアハイとなる477ヤード獲得し、6回のタッチダウンを記録。2025年にはレイブンズのオフェンスでより重要な役割を担うことが期待されていた。2022年ドラフト4巡目指名を受けてNFL入りしたライクリーは、運動能力に優れた選手としてランアフターキャッチの能力を示すなど、3シーズンにわたって素晴らしい成長を見せてきた。
ケガは痛手だが、ライクリーは復帰し次第、ゲームプランの重要な役割を担うだろう。
ライクリーの負傷により、TEマーク・アンドリュースが少なくともシーズン開幕時点でレイブンズ攻撃陣の重要な役割を担い続けることが確実になった。オフシーズンには、レイブンズがもうすぐ30歳になるアンドリュースを放出する可能性もささやかれていた。しかし、ライクリーがレギュラーシーズンの試合を欠場することになっても、レイブンズはアンドリュースの存在により、クオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンにとって頼れるタイトエンドを確保することができる。
【RA】